女優・武田梨奈(24)が28日、東京・原宿の竹下通りで主演映画『原宿デニール』(脚本・監督:タカハタ秀太/配給:NBCユニバーサル ・エンターテイメント)罰ゲームイベントを敢行した。
武田と5人組ボーイズグループ『BEE SHUFFLE』とのW主演作。原宿を舞台にさまざまな想いを抱きながら原宿に集う国籍も年齢も違う若者たちの姿が描かれ、ある事件がきっかけとなりそれぞれの物語が交錯。予想外のクライマックスへと向かっていく群像劇。武田は駐禁キップを切っている婦人警官・横山を演じた。
本作では、5月16日からの公開時に、公開から1ヶ月で3万人動員できなければ武田が全身タイツで竹下通りを歩くことを公約。しかし、結果は6月26日時点で2万1584人と届かず。この度、『BEE SHUFFLE』も加わって罰ゲームが敢行となった。
午後3時ごろ竹下口前に『BEE SHUFFLE』のミンス(23)、ジュノ(23)、ジュン(23)、シュウタ(22)、ギュミン(22)はそれぞれのイメージカラーのタイツ、さらに、武田は以前提示されたピンクの全身タイツ姿で登場。彼らのことを知らない通行人たちは『一体何だ!?』という感じで、マジマジと6人を観察。
6人はといえば、全身タイツになったことにテンションが上がったのか、「原宿デニール!」と叫んだりとノリノリで、そのことがさらにギャラリーを引きつける結果に。
いよいよ竹下通りを歩きはじめると、一度6人を観た後、もう一度振り返って見直すという通行人が続出!帰りがけに、ピンクタイツのミンスと2人で歩いていた武田へ「バカップルだ」との声も飛び、“罰”を受ける姿もあった。
終了後に会見が開かれこの貴重な体験へ、武田は、「最初すごいどうしようと思って不安だったんですけど、『BEE SHUFFLE』のみなさんがいてくれたから怖くなかった」と、5人に感謝し、「竹下通りに行った時は恥ずかしかったですけど、歩いちゃったらそんなに恥ずかしくなかった」と、楽しめたよう。
意外なことに、ギュミン、ジュノ、ジュンもこの衣装が気に入ったようで「もう1回やりたいです」と言い出すこともあり、これには武田も苦笑いだったが、シュウタからの「梨奈さんと一緒に罰ゲームができてひと夏の思い出ができました」というコメントにはニッコリ。最後は武田も「またやりたいですね」と、乗っかっていた。
それでも、歩いている最中に「マジキモイんだけど~」などの声がかかったともいい、武田は「歩いているときに女の子が『武田梨奈じゃない?』と言ってくれた人がいるんですけど、もう1人の子が『あんなの着てるはずないよ』って言ってて(苦笑)。瓦の人と言われていましたけど、これからはタイツの人と言われるんじゃないかなと(苦笑)。まあ、それもありか」と、楽しんでいるようだった。
「この格好で歩くということで、渋谷とか新橋ではダメだったかもしれません。原宿のみなさんは受け入れてくれたので、やっぱり原宿ならではの映画。自分の好きなことをできる街なので、映画にも出ているからいろんな人に観てもらいたい」と、10月8日に発売される本作DVDのアピールも入れ込み話していた。