光学機器・電子機器メーカーの『オリンパス』は、7月14日が、「714（ないし＝内視）」と読めることから、内視鏡の発展と普及を目指す目的により、「内視鏡の日（7月14日）（※1）」と制定されたことを機に、新たな広告キャンペーン「家族想いスイッチ」を開始した。
併せて当キャンペーンのテーマである「離れて暮らす親子関係と親子孝行」に関するアンケート調査を実施、その集計レポートを公開した。
今回のアンケート調査では、子世代・親世代をそれぞれ3つのグループ（※2）に分け、別々に暮らしている親と子の健康状態やお互いの関心、また健康診断・内視鏡検査の受診状況について聞いた他、親子間のコミュニケーションについて、様々な視点から意見を集めた。
それによると、別々に暮らしている親・子のことで「心配に思うこと」を子供世代・親世代それぞれに複数回答で聞いてみたところ、両世代共に、「体調や健康の状態」が圧倒的1位（子供世代＝64.4％、親世代＝59.7％）となった。
しかし、体調・健康状態を、「正確に把握している」のは、わずか5.7％にとどまり、「だいたい把握している」の52.0％と「把握している」率の合計でも6割未満（57.5％）となった。しかも、子世代の方が親世代の健康状態を「正確に把握している」、「だいたい把握している」率ともに高い結果となった。
また、内視鏡検査に関しては、親に健康診断や内視鏡検査を「必ず受けて欲しいと思う」と「出来れば受けて欲しいと思う」の合計が、健康診断で79.6％（※「必ず受けて欲しいと思う（39.0％）」、「出来れば受けて欲しいと思う（40.6％）」）、内視鏡検査で67.4％（※「必ず受けて欲しいと思う（19.1％）」、「出来れば受けて欲しいと思う（48.3％）」）と、いずれも圧倒的多数となった。
これに対して、子供に健康診断を「受けて欲しい」と回答したのが、実に全体の9割以上（※「必ず受けて欲しいと思う（49.9％）、「出来れば受けて欲しいと思う（40.9％）」）と、高い数字を示すなど、若いうちからの健康管理の大切さを望んでいることがわかった。
別々に暮らす親・子が健康診断や内視鏡検査を受けることは「孝行だと思う」が、全体の約8割（77.9％）が「そう思う」と回答しました(※「とてもそう思う(31.5％)、「少しそう思う(46.4％)」）。同様に、親世代も、子供が健康診断を受けることは「親孝行」になると全体の8割以上が「そう思う」と回答した（※「とてもそう思う（42.3％）、「少しそう思う（39.5％）」）。
子どもにとっては、親が「健康診断だけでなく内視鏡検査も受ける」ほうが、「健康診断のみを受ける」ほうより、全体の74.5％が「安心する」と答えた。
今回のアンケート調査で、実家を離れて別々に暮らしている親子の関係において、お互いの体調や健康状態を想う気持ちの大きさや理解度、また健康診断や内視鏡検査を受けて欲しい想いや、受けることが相手にとっての「孝行」に繋がっている様子が明確になりました。今回の調査結果をぜひ参考にしていただき、親・子それぞれの「孝行」をご検討されてみてはいかがでしょうか。
（※1） 内視鏡の日とは？
内視鏡医学のさらなる発展と普及を願い、（財）内視鏡医学研究振興財団が7月14日を「内視鏡の日」と制定された。7と14で「内視（ないし）」と読む語呂合わせから日付が決定され、日本記念日協会より 2006 年7月に認定を受けている。
なお、調査結果はオリンパス企業広告スペシャルサイト（http://ad.olympus.co.jp/）でも紹介している。
【アンケート調査実施概要】
調査方法｜インターネット調査
調査期間｜2015 年6月12日～13日
調査エリア｜全国（日本国内）
回答グループ（※2）
グループ（1）：実家を離れ1人暮らしをしている大学生
グループ（2）：実家を離れ1人暮らしをしている大学生の親
グループ（3）：実家を離れ1人暮らしをしている 20代～30 代／未婚の社会人
グループ（4）：1人暮らしをしている20 代～30 代／未婚の社会人の親
グループ（5）：実家を離れ独立している20代～30代社会人（既婚／子有）
グループ（6）：実家を離れ独立している20代～30代社会人（既婚／子有）の親
有効回答数｜719 名（男性：69.7％、女性：30.3％）
グループ（1）＝16.0％、（2）＝16.4％、（3）17.4％、（4）＝16.5％、（5）＝17.0％、（6）＝16.7％
