女優・平愛梨(30)の妹の平祐奈(16)が4日、東京・シネマート新宿で映画『青鬼 ver.2.0』(監督:前川英章/配給:AMGエンタテインメント)初日舞台あいさつに俳優・中川大志(17)、松島庄汰(24)、久松郁実(19)、勧修寺玲旺(17)、タモト清嵐(23)、前川監督が登壇した。
RPGツクール製の人気同名フリーゲームを原作にした映画の第2作目。洋館に閉じ込められた少年少女たちが、わけも分からず追いかけ襲撃してくる巨大な青鬼の追撃を交わしながら脱出を目指す。
この日は、“青鬼祭”と銘打ったイベントとなったため、それぞれ涼しげな浴衣姿で登場。平は「青鬼祭りなので、青鬼の恐怖がきょう降って(恐怖って)きます」と、いきなりダジャレから入り、観客から歓声を受けることに。
映画初主演の中川は、「プレッシャーはあったんですけれど、台本を貰った時にこの世界観に入れるんだなというワクワク感があって、VFXもさせて頂いて、すごくいい経験にもなりました」と、俳優として成長があったようだが、「ホラー映画って怖いものが得意じゃないので不安だったんですけど、ロケで使わせていただいたのは廃墟で、松島くんに一緒にトイレついてきてもらって」と、ガクブルしながらのものだったよう。
平も、「ホラーはダメみたいで。観る前は楽しめるんじゃないかと思っていたんですが、怖かった」と苦笑いを浮かべつつ、姉の愛梨も時期を同じくして映画『呪怨―ザ・ファイナル―』に出演していたが、平は「2人で台本を読み合ったりとか、人はどういうふうに『キャ~!』って叫ぶんだろうって、お互いに驚かせて勉強してました」と、女優姉妹ならではのエピソードも披露していた。
松島は7歳年下の中川に、「同い年ですから。そんな風に見えるでしょ」と、お茶目さを見せたが平が「見えない!」と、ピシャリと厳しいツッコミを入れることも。久松は、そんな平のことについて、「とくにタモトくんと松島くんは祐奈ちゃんへのメロメロ感がすごかったです!」と暴露すると、松島は「だってカワイイじゃん!」と、本音を叫んだり、タモトも「どう考えてもカワイイ!スクリーン上でもカワイイ!気さくに話しかけてくれてありがとね!」と、デレデレだった。
さらに、タモト1人がほかのキャストとは別にプロデューサーとほうとう料理を食べに行きお酒も飲んで、「楽しい!おいしい!嬉しい!」と、自慢すると松島は「帰れ(笑)!」とおかんむり。そこに平が割って入って、「きょうは青鬼祭りだからいいよ!」と、ナイスフォローで、会場の空気を保つ。
ほかにも、本作を自分流のスタイルで一言でPRするというコーナーでは中川は「この夏は映画館で鬼ごっこ!」と、叫んだが失笑で微妙な空気になりそうなところ、平が「たいしたもんだ~」と、合いの手を入れまたも、冷めそうな空気を救うことに。そのアピール合戦の結果を、青鬼が誰が一番よかったかジャッジすることとなったが、青鬼は平を後ろから“襲撃”し、これに平は「キャーーーーっ!!!!」と、絶許し、本作の怖い部分をしっかりアピールしていた。
映画『青鬼 ver.2.0』は4日より全国公開中!