若者への献血を呼びかけを目的としたライブイベント『LOVE in Action Meeting (LIVE)』が11日、東京・日本武道館で開かれロックバンド『Aqua Timez』、『Silent Siren』、『SCANDAL』、歌手・May J.が夢の共演を果たし熱狂の一夜を彩った。
2009年10月から行われている若者へ献血を呼びかけるイベント。抽選で1万6000人(各日8000人)を無料招待していることも特長で、献血の重要性や必要性を呼び掛けていく。
司会は本イベントでは、おなじみの山本シュウと小林麻耶が務めることとなり、山本が小林のことを「ぶりっ子ぶりっ子麻耶っちと言われていますけど、素です!」と、イジると小林も「素です!(笑)」とうなずく。
まず、トップバッターで現れたのは“アクア”との愛称で親しまれている『Aqua Timez』。楽曲『シンガロング』からスタートさせると、MCでは、ボーカルの太志が、「自分の血であした死ぬかもしれない人を助けられる。俺いつか死ぬというときに、自分の少しの血を惜しんで終わる人生か?誰から褒められるわけでもないけど、ちゃんと献血した人生かというのがある。格好良く生きたいからさ。献血行こう!」と、呼びかけることも。
続いては“サイサイ”こと『Silent Siren』。観客からの「サイレント・サイレン!」の呼び込みで献血を意識したような赤と白のステージ衣装で登場した彼女たちは、楽曲『ビーサン』のコール&レスポンスの観客との練習からスタートし、しっかりと空気を作り上げたり、新曲の『ハピマリ』を披露したり、キュートなパフォーマンスで観客の心を鷲掴みに。あいにゃんは献血に行ったときのことを明かし、「病院みたいで緊張するのかなと思ったんですけど、看護婦さんもスタッフさんも親切で、雑誌とかマンガとか置いてあって、カフェみたいで、最初のイメージと全然違って、受けてよかったと思います。1人の行動が笑顔を生むと思うの、『Love in Action』愛の行動を起こしてほしいな。みなさんも献血に行ってほしいな」と、呼びかけていた。
3組目は『SCANDAL』。初ワールドツアー終了後に初めてのライブステージというプレミア感あふれる“凱旋ライブ”となったが、登場前に『Silent Siren』のひなんちゅとRINAのやりとりがあり、ひなんちゅは「RINAとは6年ぐらいの付き合いがあるんですけれど、私の汚いパジャマを部屋に置いているんですけど、パジャマどっかやってください!」とプライベート的なお詫びが飛び出すことも。それでもRINAは「洗って置いてます」と、ほんわかなやりとりが繰り広げられる一幕も。
そして『SCANDAL』ステージがスタート。パワフルな演奏で魅せ、ボーカル&ギターのHARUNAが、「日本に帰ってきて最初のライブが日本武道館って(笑)。ありがとう!ただいま!!『Love in Action』も初参加で、シュウさんからずっと誘われてたので、みんな来てくれて、ありがとうございます!」と、思いの丈を口にしていた。
そして、この日のトリをMay J.が飾り、『アナと雪の女王』の楽曲『Let It Go』―English ver.―を、伸びやかに歌い上げていた。
途中のMCでは、献血は16歳からできることや、一日に輸血している人数が3000人であること、輸血用血液製剤の有効期間が4日間で長期保存ができないことなどが伝えられ、観客の中でも知らなかった人からは、驚きの声が上がっていた。
なお、本イベントはあす12日も同所で開催され、歌手・華原朋美、『氣志團』、クリス・ハート、『Da―iCE』、『AAA』が登場予定となっている。
※May J.詳報はコチラ!(May J.楽曲“一部変更”で披露!「見えない誰かを助けることができる」と献血の大切さ訴える)
■セットリスト
◯Aqua Timez
M1:シンガロング
M2:MASK
M3:STAY GOLD
M4:虹
◯Silent Siren
M1:ビーサン
M2:ラッキーガール
M3:ハピマリ
M4:ぐるぐるワンダーランド
◯SCANDAL
M1:love in action
M2:EVERYBODY SAY YEAH!
M3:夜明けの流星群
M4:Your song
M5:Image
◯May J.
M1:Garden
M2:Be mine~君が好きだよ~
M3:So Beautiful
M4:風になりたい~Beautiful Days
M5:Let It Go―English ver.―
※初稿にてSCANDALの歌唱した楽曲数にミスがありました。お詫びして訂正致します。