『劇団Patch』の中山義紘（25）、松井勇歩（23）、井上拓哉（19）、若手俳優集団『D-BOYS』の土屋シオン（22）、阿久津愼太郎（19）が30日、東京・虎ノ門のポニーキャニオンでDVD『SPECTER』（ポニーキャニオン）発売記念イベントを開催した。
『劇団Patch』は関西版『D-BOYS』で同グループの弟分として知られ、3000人以上の中から選ばれ結成4年を迎えている。本作は末満健一作・演出したヴァンパイアを描いた大ヒット舞台『TRUMP』シリーズの世界観を下敷きに、外界との関わりを絶っている森奥深くのネブラ村で起こった猟奇的な連続殺人と、その周囲を取り巻く環境のてん末が描かれる。今年3月に上演されチケットは即完、本作もAmazonで予約の時点で演劇・エンタメ部門で1位となるなど、ファンの期待値が高い作品として知られている。
普段は大阪を拠点にしていることから、『劇団Patch』メンバー3人は東京に出てくるのは緊張したという初々しさを見せつつ、松井は「大阪でしか上演しなかったのが、東京でイベントができる実感がなくて。虎ノ門に初めて来て、東京っぽさが出ていて！最初緊張したんですけど、ビルとかを見ていたらいけると思った」というと、井上も「きょうは取材のカメラの数がこれまでで1番ですね」と、実感を。
会見には途中から『TRUMP』シリーズ1作目を演じた阿久津と土屋が参加し、花束をプレゼント。『SPECTER』の千秋楽を観たという阿久津は、「末満さんって照明をこだわってて、観に行ってよかった」と、圧倒されたのだとか。
『SPECTER』の話が『劇団Patch』に来たときの話題となると、松井は「末光さんが演出されるということになって、誰がやんねんみたいなのがあって、『劇団Patch』がやりますと言ったら誰やねんと（笑）。そういうプレッシャーを感じながら、DVD発売イベントができるくらいまで来れました」と、プレッシャーを跳ね返せたよう。
阿久津は『TRUMP』ではヴァンパイア役だったが「人のことを噛むんですけど…」というと土屋が「阿久津は噛む練習をしていて、メンバーに本当に首にアザを作ったんですよ」と暴露。これには阿久津は苦笑いしつつ、「ちょっとテンション上がりすぎちゃって、噛んだらどうなるかなと思って。キスマークみたいになっちゃって。『阿久津がやったと思われるの嫌だから隠してね』って言って」と、白状していた。
イベント前の会見となったが、ファンへ向けての気持ちを尋ねると、井上は「阿久津さんとシオンさんのファンをかっさらう気持ちでやります！」と、気合を入れたが、土屋は「異色の2人が来ちゃったからなぁ」と話すと、阿久津も「僕のファンは特殊で…」と、話して盛り上がっていた。
また、『D-BOYS』の弟分ということで、お互いに意識はないのかというと、阿久津はそうでもないようで、「いちファンとして楽しめたでこれからの人という感じがするので、負けないようにしたいなと思っています。総選挙1位獲りたいなという気持ちでやっていきたい」と、はやくもライバル心を燃やしていた。
中山が「僕らは知って頂けないと評価もして頂けない。本当に幸せに感じています」と、コメントを残していたDVD『SPECTER』は2枚組5000円（税別）で絶賛発売中！
