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May’nツアー中止で無念の涙…両側声帯ポリープ悪化し治療へ

 アーティスト・May’nが両側声帯ポリープにより現在開催中のツアーを中止することを18日付の自身の公式サイトを通じて発表した。

 May’nはデビュー10周年を記念したツアー『Hang jam vol.2』の真っ最中だったが、今回の発表で兵庫、大阪、福岡、岡山、愛知、神奈川での7公演は中止となるとしている。

 所属事務所によると、数年前に喉にポリープが見つかり、医師と相談しつつ活動を続けていたが、状況が悪化し、今年4月下旬に両側声帯ポリープと診断されたという。「日常生活にそれほど支障はないのですが、このままでは更に悪化してしまうことと、皆様により良いパフォーマンスをお届けすることができないと判断し、今回の残りのツアーを中止することにいたしました」と、説明している。

 このことにMay’nは、同サイトを通じてツアーを楽しみにしていたファンへ、「本ツアーを楽しみにして頂いておりましたファンの皆様、大変申し訳ございません。この場をお借りしまして、慎んでお詫び申し上げます」と、謝罪。

 10周年のツアーに懸けていたため「『なぜ今なんだろう』というやりきれない思い、情けない思い、悔しい思い、申し訳ない思いでいっぱいです。正直まだ気持ちの整理がついておりません」「結果このような形になってしまい、今涙が止まりません。悔しさと申し訳なさでいっぱいです」と、無念さをつづる。

 声帯ポリープについては、「この病気と向き合ってきた数年間、思うように声が出ず、もがき苦しみ悩んだ時期もありました。不安と緊張で眠れない日々もありました」と、心情を吐露しつつ、「でも、そんな私を支え続け救ってくれたのはファンの皆さんの日頃からの声援でした」と、ファンの励ましが救いになったという。

 「ずっとずっとみんなと歌が歌いたいです。もっともっとみんなと歌が歌いたいです。必ず復帰し、今まで以上の歌を届けたいと思っていますので、どうか見守って下さい」と呼びかけ、8月26日に武道館で行われる『POWERS OF VOICE』へ向け、「私のデビュー10年の集大成である武道館公演で必ず復活します」と強い思いを。

 そして、中止となったツアーへ「いつか必ず今ツアーの再演をさせて下さい」と、誓いを立てている。

 May’nは、テレビアニメ『マクロスF』のシェリル・ノームの歌パートを担当し、シングル『ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時 Don’t be late』などの楽曲で知られている。

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