NO IMAGE

「伊右衛門」緑茶飲料の常識超えた!12日から四季で味と香り変わるリニューアルでロゴも変更に

「伊右衛門」緑茶飲料の常識超えた!12日から四季で味と香り変わるリニューアルでロゴも変更に
「伊右衛門」が12日からリニューアル

 サントリー緑茶『伊右衛門』が5月12日からリニューアル発売されることに先駆け11日、東京・原宿の東郷記念館でメディア向けに先行試飲会『四季飲み比べ茶(サ)ロン』を開催した。

 2004年の発売以来、京都の『福寿園』茶匠が厳選した20種類以上の国産茶葉を使用し、旨みのある豊かな味わいの緑茶として『もっとも日本らしさを感じる』をブランドイメージに掲げている『伊右衛門』。

 今回、同社では容器・容量ごとの飲み方や飲用シーンが異なることや、季節ごとに水分摂取量や嗜好、飲用実態が異なっていることに着目。リニューアルに際しては、どの容器・容量でも一年中同じ味わいであるという緑茶飲料の常識を超え、実態に合わせた飲み方や四季に合わせてお茶の味わいを変えるという新たな販売方法を取ることとなった。「おいしさが、四季で変わる。」とのキーメッセージ通り、日本人らしい“おもてなし”の細かい心遣いで勝負。これに合わせて、ロゴもハンコを押したような形からリニューアルがかかる。

「伊右衛門」緑茶飲料の常識超えた!12日から四季で味と香り変わるリニューアルでロゴも変更に
沖中直人氏は熱弁を振るう

 サントリー食品インターナショナル株式会社食品事業本部ブランド戦略部 部長の沖中直人氏は、『茶の本』を上梓している文人・岡倉天心を引き合いに「お茶を見つめて、日本らしさを発見してもらう。新しい価値の提案、そういう中心的なものにしたい」と、『伊右衛門』へかける情熱を。

 ちなみに、本リニューアルは約1年半前から動いていたという一大プロジェクト。サントリー食品インターナショナル株式会社食品事業本部商品開発部の小林真一氏は、四季に合わせて味わいを変えるという発想に至ったヒントについて、「同じブレンドだったんですが、7月の夏に試飲した時は『さっぱりしていておいしい!』と感じたものが、10月の秋には『少し物足りない…』となって」という気づきがあったのだとか。これが元となり、思考は気温による人体の影響を受けるということへ注目し開発にとりかかったそうだ。

「伊右衛門」緑茶飲料の常識超えた!12日から四季で味と香り変わるリニューアルでロゴも変更に
 

 製品は、春夏秋冬でブレンドが変わる。通常で春のものを100の濃さという数値で現すなら、夏は95の濃さで苦味を低温抽出で押さえてさっぱりゴクゴクという形で飲めるもの。秋は一定期間寝かせた茶葉をつかって甘い香りを作り出す甘香ばしい感じに。冬は火入れをして110の濃さのものにし、1口ごとに香りを強く感じるものにした。

 同日出席した脳科学者で医学博士の中野信子氏も、「脳も人体の一部で四季によってコンディションが変わる。それに合わせて商品開発をしたというのは興味深いです。脳に直接アクセスできるのは香りだけでして、香りにこだわっているのも良いポイントだと思います」と、太鼓判を押し、「4つの味を試飲させて頂きましたが、やはりこの時期なので春の味がおいしく感じましたね」と、勧めていた。

 その後、福寿園茶匠・谷口良三氏より4つの商品の解説などがありメディアも飲み比べ。季節ごとに、味や香りが少しずつ異なった1杯1杯に感嘆の声を漏らしていた。

 サントリー緑茶『伊右衛門』の春バージョンは12日より、夏バージョンは6月中~下旬、秋バージョンは9月上~中旬、冬バージョンはホットのため9月中旬から店頭に並ぶ予定となっている。

 ■豆知識
 ◯伊右衛門5つのこだわり
 (1)1本のボトルに20種類以上の国産茶葉を使用
 1本の伊右衛門には、20種類以上もの茶葉や抹茶を使用。お茶づくりの最高責任者である茶匠の手によって、おいしさが少しずつ違う複数種の茶葉や抹茶を合わせる「合組」によって1種類では実現できない深い味わいを生み出す。茶葉が20種類以上となるとその組み合わせは1000通りを超えるものとなる。

 (2)旨み成分テアニンが主要4ブランド中ナンバー1
 緑茶の旨み成分にあたるテアニン。その年の最初の新芽だけでつくられた一番茶や日光を遮り手間ひまをかけた玉露など、上級な茶葉であるほどテアニンの含有量が多いとされている。伊右衛門には500ミリリットルあたり約22.8ミリグラムのテアニンが含有されている。

 (3)石臼挽き抹茶100%
 伊右衛門は、1つの石臼で1時間に数十グラムしかつくれない上質な抹茶だけを使用。これは効率を無視した抹茶の作り方だが、香り、うまみが損なわれないというメリットがある。

 (4)303項目もの厳しい残留農薬検査
 国が定めた基準の3倍、303項目。風で飛ぶ周辺農家からの飛散農薬のリスクまで目を光らせている。

 (5)100%のトレーサビリティ
 すべての伊右衛門の茶葉は、いつ、どこで、誰が、生産したのかを100%たどることができるトレーサビリティ体制によって把握されている。

「伊右衛門」緑茶飲料の常識超えた!12日から四季で味と香り変わるリニューアルでロゴも変更に
冬のホット用パッケージ
「伊右衛門」緑茶飲料の常識超えた!12日から四季で味と香り変わるリニューアルでロゴも変更に
ロゴも変更
「伊右衛門」緑茶飲料の常識超えた!12日から四季で味と香り変わるリニューアルでロゴも変更に
CM
「伊右衛門」緑茶飲料の常識超えた!12日から四季で味と香り変わるリニューアルでロゴも変更に
 
「伊右衛門」緑茶飲料の常識超えた!12日から四季で味と香り変わるリニューアルでロゴも変更に
 
広告