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島田洋七 北野武監督「龍三と七人の子分たち」舞台挨拶に登場!芸人やめる宣言にかけた言葉とは?

島田洋七 北野武監督「龍三と七人の子分たち」舞台挨拶に登場!芸人やめる宣言にかけた言葉とは?
島田洋七が舞台挨拶に登場!

 タレント・島田洋七(65)が25日、福岡のT・ジョイ博多で最新作『龍三と七人の子分たち』(監督:北野武/配給:ワーナー・ブラザース映画、オフィス北野)の公開記念特別舞台あいさつに登場した。

 北野武監督(68)最新作で引退した元ヤクザのジジイたちが、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でやりたい放題のガキどもと対決するという痛快エンターテインメント。

 「私この映画に何の関係もないんですよ。出てるわけじゃなし」と登場した島田は「この間、東京で(北野監督に)飲み代を払ろうてもろたんですよ、そしたら『オマエ、九州でしゃべってこい!』と言われて…」と突然の登壇の経緯を説明。北野監督と島田はお笑いコンビ『ツービート』と『B&B』としてそれぞれ、1980年代に“MANZAIブーム”を巻き起こし、以降35年以上に渡る親友として、今でも月に一回は食事に行く仲として知られている。

 本作について島田は「最初からギャグ満載で、すごく面白かった!それにしても、よく(映画を)17本も作れるなと。俺なんか『がばいばあちゃん』1本やからね」と、その功績を評価。

 「お笑いの世界にいると映画のネタにはこと欠かないですよね」と司会者から話を振られると「芸人は面白いことをずーっと探しているからね。その集大成がこの映画やと思うね。たとえば、競馬場のシーン。あれは昔、横山やすしさんの知り合いのほんとうの話ですよ。30何年前に大きなレースで『5-5』いう大穴があったんですよ実際に!」と、劇中爆笑シーンの秘話を語ることも。

 さらに、「彼は常に次の構想をやってますからね、努力の人や。部屋でずーっとピアノ弾いたり、タップ踏んだり、映画の脚本を書いたり、ものすごい本もいっぱい読むし。俺はなーんもせんとテレビ見てたけど(笑)」と、かつて8年間ほど北野監督の部屋に居候していたという監督との日常を語ると「彼は本当に優しい男。かつて私が仕事がまったくなくなったとき『芸人やめて広島に帰る』と言ったら『芸人やめるんだったら友達やめる』と言われた。アイツがいなかったら今の自分はいない。話していて涙が出そうになるので、もうアイツの話はやめるわ」と、感動秘話も語られた。

 最後に、この映画への応援演説ということで「映画は大変な力のいる仕事で、それを17本もやるなんて、アイツはすごい!昔、黒澤明さんから彼宛にきた手紙を見たことがあって『映画界は北野君に任す。個性のある映画を作ってください』と書いてあった。ああ、託されているんだなと思いましたよ。今回の映画も非常に面白い映画でした!」と、熱いエールを送っていた。

 映画『龍三と七人の子分たち』は25日より公開中!

 ※写真は(C)2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会

島田洋七 北野武監督「龍三と七人の子分たち」舞台挨拶に登場!芸人やめる宣言にかけた言葉とは?

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