アイドルグループ『AKB48』の“ぱるる”島崎遥香（21、チームA）、“ゆきりん”柏木由紀（23、チームB兼任でNMB48チームN）、“ゆいはん”横山由依（22、チームK）、“かとれな”加藤玲奈（17、チーム4）が22日、東京・新宿バルト9で5月20日発売予定の40thシングル『僕たちは戦わない』ミュージックビデオ（MV）完成披露試写会を大友啓史監督（48）とともに開いた。
映画『るろうに剣心』や『プラチナデータ』、NHK大河ドラマ『龍馬伝』演出などで知られる大友監督が手がけたMVで、グループ史上もっとも激しいダンス楽曲とのコラボレーションが見どころ。12分間のMVのなかには、苦痛に顔を歪ませ倒されながらも何度も立ち上がる闘争スピリットを見せるシーンや、闘っているかのようなダンスシーンも見られる。
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MV上映後にメンバーらが登壇。拍手で迎えられるなか本作でセンターを務める島崎は、「これは映画だ、と思いました。いい意味であっけにとられてぼーっとしちゃって、気付いたら涙がでてました」と、感動していたそう。
さらに、「今日みなさんに限定で観ていただけたということで本当はもっとたくさんの方にこうやって大きなスクリーンで観ていただけたらよかったんですが、ここにいるみなさんの想いを、ぜひ周りのたくさんの方々に伝えていただければと思います」と、呼びかけていた。
大友監督は本MVへ、「アイドルという素材は、僕の考えでは、撮る側作る側のスタンスでいかようにも変わる、絶妙な素材であるという感覚があるので、ちょっとチャレンジしてみようかな、と思いました。しかも10周年で40作目と聞いたので、“るろうに剣心”のチームを集めて、本気でこの若い子たちとぶつかったら何が生まれるのかな？と率直にそういう興味で引き受けました。メンバーの必死な顔を見たいと思って、一生懸命向き合ってできたものはいいものができるものです」と、引き受けたときの思いなどを語っていた。
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