アイドルグループ『X21』のリーダーで女優・吉本実憂(18)が25日、東京・京橋の警察博物館で1日館長を務めた。
女性警察官の制服に身を包んだ吉本は、「警察官の制服は3回目ですが、背筋がピッとしますね」と、キリリと表情を引き締める。
小学生の時に合気道を習っていて、警察官に憧れていた時期があったという吉本は、「パトカーが通るたびに敬礼していたら、(敬礼)し返してくれて優しい」と、ニッコリ。3度めということで、その敬礼の仕方板につき、「早くできるようになった」と、ちょっと誇らしげ。
そんな吉本だけに、女性警察官をテーマにした特別展「警視庁の女性たち」(5月6日まで)を見学して、「今日は、時間の都合で、ユックリ見れなかったので、また、ジックリと見に来たいです。8つの部署があって、女性の方もいろいろな部署で活躍されていることがわかりました。写真の女性警察官たちは目がキラキラしていて、凛々しいなぁ」と、憧れが再燃したかのよう。
もし、「警察官になっていたら?」と問われると、「SP」と「交通課」を挙げた。特別展で女性SPの存在を初めて知った吉本は、「男性だと思っていたので、SPに女性がいらっしゃることが意外でした。(展示パネルに)『SPの仕事は男性も女性も関係ない。拳銃や体力的なものだけではなく、注意力だったり、行動力だったりというのも大事になってくる』とありました」と、興味津々。
「交通課」は、「私が小学生の時に女性警察官の方が学校に講習しに来てくださって、自転車の道路での走り方など、いろんなことを教えてもらったり、通学路にも旗を持って私たちの安全を守ってくれたりしたので」と、憧れていた頃の印象が強いようだ。
これまで吉本は、ドラマや映画で警察官を演じたことはなく、「SPの役をやってみたいです!もしドラマで警察の役をすることがあれば、力強さも優しさもしっかり出して演じられたらいいなって思います」と笑顔で話した。
トークショーのあとには、警察犬による展示訓練も行われ、日ごろ行っている警察犬の訓練の様子が実際に披露された。さらに、吉本がハンカチに自分のニオイを付け、それを複数のハンカチの中から当てる臭気選別の訓練では、すぐに吉本のニオイが付いたハンカチを警察犬が当て、「今日は、香水も何もつけていないのに、ちょっとハンカチに(手首を)こすっただけで、すぐに分かってすごいです」と、ビックリしていた。
吉本は、木村拓哉主演ドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系、木曜。午後9時~)に、出演中。