女優・桐谷美玲(25)が10日、東京・渋谷のシダックスホールで主演映画『恋する♥ヴァンパイア』(原作・脚本・監督:鈴木舞/配給:ファントム・フィルム)クッキングイベントを管理栄養士の板垣好恵氏(28)とともに開いた。
世界一のパン職人になる夢を持つ女の子・キイラ(桐谷)は、1つだけ違うのは“ヴァンパイア”ということ。幼なじみで初恋の相手でずっと一途に思い続けていた哲(戸塚祥太)とひょんなことから8年ぶりに偶然に再会し、デートを重ねて良い仲になっていくのだが、その恋の行方は…。音楽プロデューサー・中田ヤスタカ氏(35)が手がけた主題歌『コロニー』を担当していることでも話題の作品だ。今回は劇中でキイラが哲に愛を込めてパンダ型パンを手作りすることにかけ、パンダキャラ弁を手作りすることとなった。
お料理イベントとあってエプロン姿で登場した桐谷。「人前でお料理をすることがないので…」と、少し緊張気味だったが、調理を始めると「いい匂いがしますね」と、笑みを浮かべリラックス。
この日は『ヴァンパイアごはん♪』『鶏肉とパプリカのハーブ焼き』『菜の花のレモンマリネ』の作成に板垣氏のアドバイスのもと挑戦。作りながら「お弁当というと運動会にお母さんが作ってくれたりしましたけど、そのときキャラ弁でした」と、思い出を語ったり、「おいしいお肉を食べている時が一番幸せ!唐揚げが大好きなんです!お肉料理ばっかり作っちゃう」と、プライベートもチラリ。
『ヴァンパイアごはん♪』で薄焼き卵をご飯に巻きつけるのに悪戦苦闘したものの、『ヴァンパイアごはん♪』の口の部分や牙の部分の海苔を器用にハサミで切り抜いた姿に板垣氏は「1回でこんなにできるのは素晴らしい!私も何回も挑戦してできたので」と、その出来具合に舌を巻き、桐谷も「食べるのもったいないくらい」と、喜んだ。
終了後の囲み会見では、お弁当の出来へ「星3つです!」と上機嫌な桐谷。今回の料理を機に料理教室へ通いたいという気持ちも芽生えたようで、「知り合いでソバ打ち体験に行って、ソバを臼からひいて、『時間があったら行こうよ』と言われていて。自分が作ったソバを優雅に食べるのっていいじゃないですか」と、興味を。
もし、作品のように男性へ料理を作ることがあるとするなら「母親が作ってくれるような優しい感じの家庭の味。煮物とかかな」と、挙げつつ、実際にいまそんな男性はいるかとの問いには、「いつかそういう機会があったら。年上の方でもキャラ弁を喜んでくれる方なら」と、うまくかわす。
それでも、好みの男子をと求めると、先日海外に行った際に男性たちが優しかったと話しだし、「海外の男性はジェントルマンでエレベーターをずっと開けてくれるとか、ロケバスを一番に開けてくれるとか、そういうのを自然にやってくれる」と、うっとりしていた。
また、先日自身のオフィシャルブログで大学を7年かけ卒業したことを発表していたことに、「7年間で長かったんですけど、そのぶん人とは違う、いい時間になったかなと。お仕事をしているだけでは知ることのできない世界だったので。“ヴァンパイア”の撮影をしながらテストにしていた時期もあった」と、苦労をにじませつつ、4月からついに社会人の仲間入りをして何かしたのかと問われ、「まだ何もしていないです。部屋の片付けをしたくらいで。仕事は16のころからやってますので、寂しいような気がしますけど頑張って行きたいと思います」と、これからの活動へ気合を入れていた。
「昔の淡い恋愛を思いだしてくれてもいいですし、現在進行中の方は、共感してもらえるかなと思っています」と、桐谷からPRしていた映画『恋する♥ヴァンパイア』は17日より全国公開!
■桐谷手作りのキャラ弁解説
◯ヴァンパイアごはん♪
ご飯には鮭フレークと白ごまを混ぜて風味を良く春色に♪カノ黄色部分は薄焼き卵で。耳と花と口は海苔で。目のハートはハムをハート型で可愛く繰り抜き、可愛いヴァンパイアごはん野出来上がり!
食材:ごはん、鮭フレーク、卵、海苔、ハム
◯鶏肉とパプリカのハーブ焼き
ハーブソルトで下味を付けた鶏もも肉をガーリックオイルでカリッと焼いて仕上げます。パプリカでビタミンカラーをチャージ♪冷めても美味しいおかずの出来上がり!
食材:鶏もも肉、ハーブソルト、にんにく、オレンジパプリカ
◯菜の花のレモンマリネ
春野菜の菜の花を使った簡単マリネ。マリネ液も手作り!ヴァンパイアごはんで余ったハムも合わせて彩り豊かな1品♪
食材:菜の花、ハム、レモン汁