俳優・細川茂樹(43)が20日、都内で行われた新作アニメ『聖闘士星矢 黄金伝説― soul of gold ―』(監督:古田丈司)のプレミア先行試写会に出席した。他に、シリーズディレクターの古田丈司氏、プロデューサーの寺本知資(さとし)氏、ニコニコ動画の人気カテゴリ「歌ってみた」出身で、同作の主題歌を担当する男性5人組ボーカルグループ『ROOT FIVE』から蛇足、みーちゃん、けったろの3人も登場。
バンダイから発売されるフィギュア「聖闘士聖衣神話(セイントクロスマイス)EXシリーズ」の新商品「聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア(神聖衣[ゴッドクロス])」のテレビCMに出演する細川は、星矢の必殺技「ペガサス流星拳」を熱く説明しながら、ノリノリで実演して観客を喜ばせた。
3月21日から放送されるTVCM「聖闘士聖衣神話EX TVCF ジェミニ部長 レオ篇」
https://www.youtube.com/watch?v=LPPLMv6yaNU&feature=player_embedded
CMの中で細川は、小学生からの聖闘士星矢ファンで、その熱は40歳の今もさめることがない。自身が双子座であることから「ジェミニのサガ」が大のお気に入りで、通称「ジェミニ部長」といわれている。
いつもはクールな性格だが、『聖闘士星矢』が絡むともう一つの熱い顔が現れる、二面性を持つ男。そんな彼の元へ、社員が転属してくる。さわやかな笑顔で自己紹介を聞いていた部長だったが、社員が「獅子座」といった瞬間に表情が豹変!そして、冷たく「もういい」「もういいのだよ」と遮る。
実は「ジェミニ部長」、小学生の時、獅子座の同級生に敵キャラであったことを理由にサガをバカにされた過去から、獅子座嫌いになるというトラウマがあった。ただし、その獅子座嫌いにはアイオリアへの羨望も見え隠れしているらしい・・・。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=e5yt44Acr4c
現在のところ、女子社員が巨大な羊のアロマキャンドルをプレゼンするも、他の社員たちは大不評だったが「ジェミニ部長」は・・・「聖闘士聖衣神話EX TVCF ジェミニ部長 ムウ篇」と、星座占いの雑誌を呼んでいる「ジェミニ部長」。「ウチで乙女座は・・・」と当たりを見渡すと、堂々と仕事中に居眠りする(いかにも仕事できなさそうだが)ひとりの社員。しかし、「ジェミニ部長」は・・・「聖闘士聖衣神話EX TVCF ジェミニ部長 シャカ篇」
という3本が製作されている。
細川は、「ペガサス流星拳」もやってくれと、当初TVCMの中で披露するはずだったために、DVDを観て覚えたそうだが、「30秒、15秒の中に入らなかったんですね。なので、これはまた・・・一応、覚えては来たんですけど。かっこよくね・・・やりましょうか」と、言うと、椅子から立ち上がると、「Cの字が前に来て、こうきて、こっから下げるんですよ。僕の世代だとギャランドゥという感じなんです。そして、バチっと!」と、ポイントポイントを解説しながらアクションを披露する熱のこもりようだ。
CMを観た古田監督は、「メチャメチャ面白いですね。全セイントをやってほしいてですね。カプリコーンがどういう扱いになるのか楽しみなんで、バンダイさんには頑張っていただきたいなぁ」と、期待感を込めてテンション高く語るが、寺本プロデューサーは、「僕は獅子座なので細川さんに冷たくされてしまった・・・」と、テンション低め。これに細川は、「獅子座の方は獅子座の方なりに扱わなければならないですね。ジェミニ部長ならば」と、役になりきって笑わせる。
同作は、車田正美氏の人気漫画『聖闘士星矢』は、1985年~1990年にかけて少年漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載。1986年からはTVアニメ化され大ヒット。テレビ放送から30周年を迎える記念プロジェクトとして、正統なる続編として製作された新作テレビアニメ。
物語では、タイトルのとおり『聖闘士星矢』で絶大な人気を誇り、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士(ゴールドセイント)による新たな戦いが描かれる。
新作の『聖闘士星矢 黄金伝説― soul of gold ―』は、4月11日より全世界の246の国と地域に向けて配信・放送がスタート。