歌手でタレント・DAIGO（37）が10日、東京・港区メルパルクホールで『110番の日』イベントに登場した。
DAIGOは平成28年度 警視庁『110番の日』のイメージキャラクターを務めている。
制服に身を包み、一日通信指令本部長のたすきをかけ登場したDAIGO。昨年9月に同キャンペーンのための広告ポスターを制服姿で撮り下ろしたそうだが、「これまでコスプレでは制服を着たことはありましたけど、本当に現場の方が着ているものを着たのは初めてで、無線機とかもつけると予想以上に重いんです。あらためて現場の人がどういう大変な中で活動しているのか分かりました」と、勉強になったそうで、「警察官はSK＝尊敬しますね」と、“DAI語”で現した。
DAIGOは、この日、会場に来る前の午前中に警視庁の通信指令センターを訪れ、実際に通報の受信模擬体験をして、「貴重な体験でした。ハッキリとした口調でやるのが難しかったです」と感想を。
同時に無線指令も体験したようで、「独特のフレーズがあって新鮮でした。瞬発力もいります」と、しみじみで、「柳沢慎吾さんの（警察無線のモノマネの）スキルってすごいなと思いました。口調とかまでしっかりやってて」と、思い当たったそうだ。
イベントでは1日の通報件数が5000件あり18秒に1件、1年で約180万件もあることを知らされたDAIGOが驚きの表情を見せつつ、そのなかで緊急性がないものが約54万件と約3割にものぼることから緊急性のない場合は専用ダイヤル『♯9110』に連絡するよう呼びかけたり、通報された上位5つの具体例、さらに観客も参加した模擬110番通報を見守ることとなった。
「110番はいざというときのHLですから。HL？ホットラインです！」と、アピールしていた。
会場ではほかにも、白バイやパトカーの展示、ディズニー、スター・ウォーズなど人気作の楽曲を警視庁音楽隊が披露した。
