お笑いコンビ『ジャルジャル』の後藤淳平（30）と福徳秀介（31）、『アジアン』馬場園梓（34）、『南海キャンディーズ』の“しずちゃん”こと山崎静代（36）が2日、都内で『ファンタ 進路指導室』イベントを開いた。
フルーツ炭酸飲料『ファンタ』がティーンたちの抱えている不安やコンプレックス、悩みを聞いて、爆笑解決案を提案する『ファンタ 進路指導室』を2日から開始。そのリアル版として芸人らが、高校生の悩みに笑いで解決策を示すというイベントとなった。
この日は相談者として4人の個性的な高校生らが登場。「変顔ができない」というイケメンな高校生に、後藤は、「僕もできないんですけど、教えます。一瞬でやめるのがいいです」と、言い出し、誰の頭にも？という感じのアトモスフィアが会場を包んだが、実際に実演すると会場は沸き返り、納得の返答に。
ほかにも胸キュンが分からないという女子高生には、しずちゃんが「胸キュンをまず相手にさせるべし」と指南。そこで実演してもらうと、後ろから男性の目線を感じた時に、振り返ってぴょんとにじり寄るというものだが、飛び跳ねたときに、床がドンとなる“床ドン”になり大爆笑となるなど、笑いの絶えないイベントとなった。
終了後の囲み会見では、それぞれに高校生のころの悩みはなにかあったかと問うと、馬場園は、「高校私学だったんですが、急いで走って言って電車に乗ると湯気が出るんです。電車で湯気が出たり、ガラスに近寄ると曇るのはどうだろうと悩んでました」と、打ち明けたり、しずちゃんは、「サッカー部に入っていたんですけど、2年のときにひざに水がたまって、ガラスの膝で爆弾を抱えながらだったので交代させられて、それが悩みでした」と、ここは真面目に返答。
さらに、芸人という道を目指したきっかけについて、後藤は「高校のラグビー部の練習の後にお笑いの練習をするようになったんです。誰に見せるとなったときに、ラグビー部に1つ下のやつがいるんですけど、漫才見てもらって、おもしろいといってくれて、これはいけると思いました」と、1人の後輩が運命を変えたとエピソードを。馬場園も、「高校卒業したら（よしもとの新人タレント養成学校の）NSCに入ろうと思っていたんですが、友達が高校でも入れるって聞いて学校に通いながらNSCに入った。その子が誘ってくれなかったらいまはなかった」と、縁の不思議さをしみじみ。
一方のしずちゃんは、「『南海キャンディーズ』は3回目のコンビなんですけど、前のコンビのとき、相方がカッコイイ感じで私がムラムラしてネタに集中できないからあかんなと。そんなときに山ちゃん（山里亮太）に声をかけられて、ムラムラがあったからこそ、そういうふうに行けた」と、話して報道陣を沸かせていた。
去り際には馬場園へ、過去に約3年間交際していたお笑いコンビ『Wエンジン』のチャン・カワイ（34）が今年1月に結婚したことへ、呼び止めてコメントを求めると、「あっそうですね。おめでとうございます。ハハハ」と、いきなり来られて笑いながらもビックリな様子。
チャンとは連絡を取ってはいないそうで「奥さんいらっしゃるから申し訳ないんでできないです」と、気遣いつつ、「芸人同士が付き合うとこうやっていつまでもイジられるじゃないですか。でも、それも奥さんは包み込んで、それも理解して一緒になられたと思うからすごくよくできたお嫁さんだと思います」と、実感を語り、「ほんまに良かったと思います」と、祝福していた。
なお、イベントの模様は4月上旬に公開するとしている。
