女優・能年玲奈(21)が27日、東京・グランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」で、『第38回日本アカデミー賞』授賞式が行われ、新人賞を受賞した。
総合司会者は、昨年度の最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞のW受賞となった女優・真木よう子(32)と、2年連続の司会となった俳優・西田敏行(67)が務めた。
2年前のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で大ブレイクした能年は、06年二コラモデルオーディションでグランプリを獲得し、芸能界デビュー。映画は、10年に公開された松たか子主演の『告白』(監督:中島哲也/配給:東宝)に生徒役としてデビュー。映画初主演となった本作では、ピュアで芯の強さを持つ主人公の和希を真っ直ぐな眼差しで演じ鮮烈な印象を残した。
赤いワンピースドレスの上に、同色の水玉柄に丸い穴が空いたラバーワンピースを着用した能年は、「今日はこのような賞をいただいて、すごくうれしいです。私にとってすごく大切な作品になったんですが、その『ホットロード』の和希と春山(登坂広臣)2人で賞をいただいたことがすごいことだなぁとうれしく思います。これからも気を引き締めて頑張りたいと思います。ありがとうございました」と、感謝の言葉を述べた。