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【紅白リハ1日目】五木ひろし、運命を変えた曲への思いを語る

【紅白リハ1日目】五木ひろし、運命を変えた曲への思いを語る
恩返しを誓った

 歌手・五木ひろし(66)が29日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第65回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。

 44年連続出場を果たし、今年で芸能生活50周年を迎え今年7月には明治座7月『歌舞奏スペシャル』を開くなど、さらに芸に磨きをかけている。今年歌唱する『よこはま・たそがれ』は五木の原点とも言える曲で、43年ぶりに紅白での歌唱となる。今年、亡くなった山口洋子さんの作詞で、哀悼の意が込もったものになりそうだ。

 五木は「山口洋子さんを追悼して、初めて紅白に出れた『よこはま・たそがれ』を43年ぶりに歌うことになりました。これは私自身も望んでいました」と思いを明かした。「すべてがこの歌からのスタート。この歌で感謝の気持ちを天国に届けたいと思います」と誓った。

 山口さんとの出会いに触れ、「運命的な出会いでした。売れない時に10週勝ち抜きの番組があってすべてを賭けて出たんですけど、その時に出会ったのが、五木ひろしのスタートを作ってくれました」としんみり。「あの瞬間の出会いというのがずーっと心に残ってますなかなか売れなかった僕が五木ひろしになり、『よこはま・たそがれ』という歌に出会った瞬間にオリコンチャートの1位にまで上り詰めた作品。夢のような出来事でした。万感の思いがありますからね。心からありがとうございましたという感謝を届けたい」と恩返しを誓った。

【紅白リハ1日目】五木ひろし、運命を変えた曲への思いを語る
五木ひろし

 訃報に際し、「まさかと。聞いた時は信じられませんでした」と振り返り、「僕の中ではずーっと生きてます。44年間ずーっと歩いてきました。これからも続いていきます」と決意を新たにした。

 また、森進一が話した“紅白定年制”については「人それぞれだと思いますけど。僕は北島さんの年まで12年ありますから。10年ぐらいは頑張って行きたいと思います」と話した。

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