歌手・歌手・石川さゆり（56）が29日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第65回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。
37度目の紅白出場を誇る石川。今回は世界を舞台に活躍する日本画家・千住博とジャンルを越えたコラボレーションし、千住の代表作である滝の画をバックに、紅白9度目の『天城越え』を披露する。
最多9回となる『天城越え』に、「“石川さゆりの『天城越え』を紅白歌合戦で聞くと1年が暮れていくんだなあ、という視聴者のお声をたくさんいただいているので『天城越え』お願いします”という依頼だったんです」と明かし、「歌い手としてとっても嬉しいこと。その年どしの私の中の天城越えを、自分の歌い納めとしてもしっかりみなさんにお聞きいただきたいと思います」と話した。
今年はニューアルバム『X-CrossII-』で椎名林檎、奥田民生、TAKUROと超豪華なコラボレーションを実現。話題となった椎名とのコラボ曲『暗夜の心中立て』は「レコ大の方で歌わせていただきます」と笑いながら、「とても素晴らしい才能を持った方。これからもチャンスがあれば面白いコラボレーションをしたい。みなさんの心に響く歌が生まれちゃったらいいじゃないという気がします」と話した。
椎名についても「（共に紅白に出場できて）嬉しいです。会えばいろんな次なることも話はしますし、歌を作るものとして、いい関係かなという気がします」と語った。
