俳優の小関裕太（19）が12月21日、都内で初の写真集『ゆうたび。』（ワニブックス）発売記念握手会を行いファン1500人が集まった。
この日最終回を迎えたドラマ『ごめんね青春！』（TBS系）で“コスメ”こと村井守役で出演する小関。「すごく味のある役。現場の雰囲気もよく、終わってしまうのが寂しい。いい作品なので最後まで観て欲しい」と名残惜しそうに振り返った。
劇中では可愛らしい仕草が評判を呼んでいるが「ドラマでは心が女の子の男の子ですが、ちゃんと男ですよ。（写真集を）見てくれたらわかります」と照れ笑い。身長180センチのスラリとしたモデル体型だが、作品の中ではタンクトップでたくましい肩をみせている。共演の満島ひかりからは「『フォトジェニックだね』と言われました」と話したが、錦戸亮へは「錦戸さんは男性なので、『いらないよー！』と言うと思ったので、見せなかったです」と恐縮気味に話した。
記者から「今年、一番“ごめんね”なことは？」と聞かれると「コスメの印象が強くて、素がそういうように思われてるんです。街でも『コスメ頑張ったね！』と声をかけられるんですけど、僕自身ががんばったのか……といろいろ考えてしまい、後になって“ごめんね”と思いました」とコメント。2作目の写真集を「コスメ風にしてみては？」と聞かれ、「アリっちゃアリ」と笑いながら話した。
日本一の夕日を探す旅をテーマにした写真集は小関自身によるエッセイや、イラスト、ロングインタビューを収録。「分厚いなと思いました。お得感がある。日本一の夕日は見れなかったんですけど、求めていたものと違う雰囲気のよさがあった。旅をしながら大分県で撮っていたんですが、温泉や車海老、唐揚げ専門店といいところがたくさんあった。二階堂という焼酎があって、僕は19なんおで飲めなかったんですが、成人したら飲みたいです」と撮影エピソードを語った。
10代最後となった2014年。19歳という年齢に、お気に入りの1枚を挙げ「大人でもなく、子供でもないあいまいな感じ。楽しいことも悲しいことも大人の子供の中間で、あいまいな感じにクールな感じが混ざってすごく素敵な瞬間」と説明した。来年は「日本一の夕日が見れなかったので、個人的に見に行きたい。いろんな方向から自分自身を見つめていって、いろんな人や作品と出会っていきたい。一人旅でニューヨークに行きたいですね」と抱負を語った。
『ゆうたび。』は好評発売中。
