美容研究家でタレントのIKKO（52）が11月23日、都内で『IKKO 心の格言200』（エムオン・エンタテインメント）発売記念イベントを行った。
自身15冊目という同書は『and GIRL』（同上）誌上で好評を博した連載を1冊の本にまとめたもの。美容や恋愛にとどまらず、キャリアや人生など幅広い範囲の格言を収録。この日はタイトルにちなみ200人の読者が集まった。
着物姿で登場したIKKOは「来年で美容人生35週年。バラエティのイメージが強いと思いますけど、今日は本業の話を」とあいさつ。IKKOは「嫌なことがあって、乗り越えた瞬間に格言が出てくるんです」と話し、「マスカラ選びはラーメン選びと同じ。ブラシの形状と液体の絡みが重要」という美容についての格言や人生訓など様々なテーマに熱のこもったトークを行った。
会場のファンからの質問コーナーでは、育休中の女性から「3つだけ美容にお金をかけるとしたら？」と質問され「「基礎化粧品とリンパを流してくれるエステを。あとは貯金」と回答。将来ビジネスをやってみたいと話す女性には「野望にはお金が集まらない。野望をオブラートに包んで」とアドバイスを送った。
7歳年下の恋人がいるという女性には「見送った時に、相手が最後まで気持ちがあるかが大事。まなざしが少なくなったら注意！」と忠告し、「魅力的なパフォーマンスをするには？」はという質問には「ステキだと思ったものは2ヵ月ぐらい見る。心に刺さった理由をみつける」と細やかに話した。
予定の時間を大幅に過ぎながらも「全員に答えたい」と精力的に質問に答え、「男の人にも経営者の人にも読んで頂きたくて心の格言というタイトルにしました。（格言は）人生で思い通りにならなかったことが教えてくれたような気がする。読んだ人が少し気持ちが楽になったと思っていただければ」と呼びかけた。
最後は自身の『ゴージャス』と山本リンダの『どうにもとまらない』を汗を浮かべ熱唱。カツラを脱ぎ捨てると「キレイに見せる時、心の中を見せるとき、いろいろ合わせてIKKOです」と笑顔で話した。
『IKKO 心の格言200』は11月29日発売。
