“最強の地下アイドル”のアイドルグループ『仮面女子』が18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された日本最大にして唯一のメタル・フェス『Loud Park(ラウドパーク)2014』のオープニングアクトを務めた。
事前には「なんで、アイドルがのこのこ出てくるんだ!」「仮面女子って外タレ?プロレスラー?」と、言ったネット上で悪評が出るなど逆風が吹き荒れるなかでのステージに立った彼女たち。
2015年11月23日にワンマンライブで立つことになるが、『仮面女子』メンバーたちは初めてのしかもどでかいステージに少し緊張した表情。しかし、『LUNA SEA』ドラム・真矢(44)を筆頭に、『SIAM SHADE』ギター・DAITA(43)、『LOUDNESS』ベース・山下昌良(52)という超豪華にして“奇跡のバンド”が圧倒的な演奏で後押し!
1曲目の『妄想日記』から、ありったけのパワーを絞って全開ステージを披露すると、朝早くから会場を埋め尽くしたメタルファンもこれには大喜び。ラストの『全開☆ヒーロー』ではセンター・立花あんな(22)がお決まりのファンの頭の上をボートで回り切り魅せるパフォーマンス。
ステージが終わるやいなや、圧倒的なパフォーマンスにメタルファンもうなり、「良かった!」「新鮮で、メタルの世界に新しい風が送り込まれた」と称賛の声と拍手が寄せられ、下馬評を見事に覆す結果を残した。
終了後にリーダー・桜のどか(24)は「最高でした。このステージが決まった時、どうなるかと思ったんですが…。最強のバンドのみなさんがサポートしてくださったので、おかげで最高のライブになりました」と、笑み。
その“奇跡のバンド”の真矢は「すごく、盛り上がったね。山下さんと組めて最高でした。仮面女子のみなさん、可愛かったし、奇跡のバンドが組めて良かったです」と、楽しんだ様子。DAITAも「あっという間でした。仮面女子の一生懸命の後ろ姿を親心的な感じて見ていました」と、見守っていたそうで、山下は「こういうメンバーなんで、ステージの上すっごいヘビーメタルなごつい音がしてたんですけど、彼女たちのポップスなメロディーが新鮮だった。あんまり、見とれてコードを見失い間違えちゃったけどね」と、演奏中の“秘密”を告白していた。
ちなみに、“奇跡のバンド”の3人に「もし『仮面女子』がワールドツアーをやることになったら?」との質問も寄せられたが、全員が「お手伝いします」と、心強いコメントも寄せていた。
■当日のセットリスト
M1:妄想日記
M2:アリス・イン・アンダーグラウンド
M3:大冒険☆
M4:全開☆ヒーロー