“百獣の王”を目指すタレント・武井壮(41)が18日、大阪・ヤンマーフィールド長居(長居第2陸上競技場)で開催された『第63回大阪マスターズ記録会』に出場。4×100メートルリレーに参加して42.30秒をマークし、マスターズの40歳以上の世界記録に0.1秒差と肉薄する快挙を成し遂げた。
武井は、昨年ブラジルで行われた世界マスターズ陸上にて、200メートルで銅メダルを獲得するなど、陸上競技・十種競技元日本チャンピオンとしてのいまなお身体能力の高さを見せつけている。
今回、武井とともにリレーに臨んだのは沖縄在住で100メートルのマスターズアジア記録ホルダーである譜久里武氏、渡辺潤一氏、石黒文康氏。今年6月にも同じメンバーで沖縄・浦添陸上競技場でおこなわれた『第34回沖縄マスターズ陸上競技選手権大会』に出場し、同じく4×100メートルリレーで同時点でのアジア記録を更新していた。
今回のタイムは、アメリカの持つ世界記録42.25秒にも迫る好記録となり、メンバーは、必ず次は世界記録を出したいと意気込み。次回は来年8月にフランス・リヨンで行われる世界マスターズへの出場となる。
武井は、終了後にコメントを寄せ「今年はマスターズでリレーを2本走り、どちらも0.05秒、0.1秒で世界の壁にはばまれましたが、世界との差を感じ取れる1年だったと思います。来年フランスでおこなわれる世界マスターズでその差あと1メートルを必ず打ち破ることをお約束します」とぶち上げ、「応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました」と、お礼のメッセージを寄せた。