
『機動戦士ガンダム 35th ANNIVERSARY LIVE! 「G FES 35」』ステージが9月21日、東京・お台場 潮風公園での『TOKYO アニメパーク BANDAI NAMCO ANIME CAMP 2014』2日目公演で開かれ、森口博子、鮎川麻弥、川添智久、鵜島仁文、米倉千尋、澤野弘之・Aimerら歴代のガンダムソングを歌ったアーティストらが競演を見せ、MCは声優・白石稔が務めた。
本イベントは、国内最大級のアニソンイベント。日本アニメの人気コンテンツが集結しアニソンコンサートなどのライブイベントを連日開催することで、臨海副都心の国際観光拠点化の新たなコンテンツとして、国内のファンはもとより海外からの観光客誘致を目指すという趣旨となり、初開催となった。同20日の1日目は「G FES 35」で幕を開けたが、この日の同ステージは、“宇宙世紀”と呼ばれる時代を描いた作品の楽曲が多いものとなった。
ステージトップバッターは鮎川麻弥。「ガンダムのコーナー盛り上がって行きましょう!」と、『機動戦士Ζガンダム』のOP『Z・刻をこえて』を披露。澄んだ歌声が夕暮れの会場に響き渡る。

その後、名曲のパフォーマンスともに作品の名場面のシーンが上映。森口が『ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~』を歌うころには夕闇があたりを包み、スローバラードの楽曲にサイリウムが揺れるという幻想的な風景が作り出されることとなり、「歌っている時に泣きそうになりました。初のイベントなのに、みなさんの振りが合ってて、パワーを感じました!」と、感想を。
途中のMCで、森口から「みなさんの熱いエネルギーをありがとうございます。来年デビュー30周年を迎えます!高校生のときにデビューしたんです。人格形成のときに聴いたアニソンは絶対に裏切らないと思います。みなさんの人生に染み込んでいるアニソンを一音入魂でお伝えできれば」と、熱いメッセージを寄せていた。

その後、新作『ガンダム Gのレコンギスタ』『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の最新映像が流れ、澤野弘之・Aimerによる、『機動戦士ガンダムUC』の楽曲が披露されることに。
フィナーレでは、『機動戦士ガンダムUC』のステージの際に緑色のサイリウムが場内に揺れたことに白石が「サイコフレームを通してみんなの心の力が見えたような気がします」という、本ステージらしいうまいコメントも飛び出しつつ、最後は、同ステージ出演アーティスト全員で『機動戦士ガンダム』OP『翔べ!ガンダム』を場内一体となって歌唱して締めくくった。
■セットリスト
M1:Z・刻をこえて/鮎川麻弥(TVアニメ「機動戦士Ζガンダム」OP)
M2:10YEARS AFTER/米倉千尋(OVA「機動戦士ガンダム第08MS 小隊」ED)
M3:嵐の中で輝いて/米倉千尋(OVA「機動戦士ガンダム第08MS 小隊」OP)
M4:FLYING IN THE SKY/鵜島仁文(TVアニメ「機動武闘伝Gガンダム」OP)
M5:STAND UP TO THE VICTORY/川添智久(TVアニメ「機動戦士Vガンダム」OP)
M6:水の星へ愛をこめて/森口博子(TVアニメ「機動戦士Ζガンダム」OP)
M7:ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~/森口博子(劇場版「機動戦士ガンダムF91」主題歌)
35周年記念作品映像
M8:StarRingChild/澤野弘之・Aimer(「機動戦士ガンダムUC」episode7 主題歌)
M9:A LETTER/澤野弘之・Aimer(「機動戦士ガンダムUC」より)
M10:bL∞dy f8/澤野弘之・Aimer(「機動戦士ガンダムUC」より)
M11:BEYOND THE TIME~メビウスの宇宙を越えて~(劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」テーマ曲)
M12:RE:I AM/澤野弘之・Aimer(「機動戦士ガンダムUC」episode6 主題歌)
イベントフィナーレ
M13:翔べ!ガンダム(TVアニメ「機動戦士ガンダム」OP)



















