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A.B.C―Z塚田僚一 ハワイの嵐に対抗!「渋谷ではお笑いの“嵐”を巻き起こします!」

ABCZ塚田僚一 ハワイの嵐に対抗!「渋谷ではお笑いの“嵐”を巻き起こします!」
会見にははしのえみも出席

 『少年隊』で俳優・錦織一清(49)、『A.B.C―Z』の塚田僚一(27)、女優・はしのえみ(40)が19日、東京・渋谷のパルコ劇場で舞台『イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー~パパと呼ばないで~』(演出:山田和也)囲み会見&プレスコールを開いた。

 三谷幸喜が影響を受けた喜劇作家Ray Cooney(レイ・クーニー)さん原作。日本でも20年ほど前に上演され話題となり、04年の山田氏演出で上川隆也、羽田美智子での舞台では観客を大爆笑に巻き込んだ作品。医師デーヴィッド・モーティマー(錦織)は愛妻・ローズマリーとともに順風満帆なエリートコースを歩んでおり、1時間後には権威ある記念講演のスピーチを控えていた。そこへ、18年ぶりに元・看護婦で昔の愛人ジェーン(はしの)が訪ねてくる。モーティマーとジェーンの間には18年前に子どもができており、その息子・レズリー(塚田)は父親を探しに病院に訪ねてくることとなり、いろんな人を巻き込んで大騒ぎとなってしまうことに!デーヴィッドは妻にバレないようにするため嘘に嘘を重ねるのだが、この修羅場を乗り切ることができるのか……。

 フォトセッションには落ち着いたブルーの背広姿の錦織と、赤が目立つモヒカン風の頭に革ジャン、ジーパン姿の塚田が登場することに。会見前には錦織と塚田による雑談があり、塚田が「代々木第一体育館のコンサートでバク転を連続25回転する予定なんです。自分の記録としては最高です」と、会話の誘い水を錦織に向けると「体育館だから間違ってないね。そういうところだから(笑)」とツッコミを入れて笑い合うなど仲良くコミュニケーションをとる様子が見られた。

 錦織が気合を入れたコメントをすると初舞台となる塚田も、「僕もすごく気合が入ってます!こうやって個々で活動させてもらえるのも初めてだし、こういう風にベテランの俳優さんの中に入って勉強の毎日で、刺激的な毎日を送っています。ハワイでは(19、20日と)『嵐』が(公演をして)すごい勢いですが、渋谷ではお笑いの嵐を巻き起こします!」と、元気よくアピール!

 それでも塚田は、初日へ向けては「ちょっと不安です」と心情も吐露。「これまでのジャニーズの舞台は大きな装置とかあったんですけど、今回は体1つで勝負というのがいままで経験がないので挑戦だなという感じです」と、しみじみ。塚田は劇中にはバク転もするアクロバティックな感じだそうだが、「違う新記録を作りたいと思っています」とも口にしていた。

 また、もし錦織が父親だったらという話になると、塚田は、「尊敬できる父親だと思います」と、屈託のない笑みで言うとこれには錦織も照れくさそうにニッコリ。続けて塚田は「本当に錦織さんの稽古場の風景は、お芝居に対する気持ちとかはブレないものを持っていて、見習わなきゃなと思います」と、感想を語っていた。

 塚田から「お客さんに楽しんでもらう場を作るという気持ちで行きたいと思います!」と、抱負を口にしていた舞台『イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー~パパと呼ばないで~』は、東京・パルコ劇場で20日から10月13日、宮城・仙台イズミティ21大ホールでは10月19日、新潟・りゅーとぴあ・劇場では10月23日、愛知・愛知県芸術劇場では10月27日、大阪・森ノ宮ピロティホールでは11月1、2日で上演!

ABCZ塚田僚一 ハワイの嵐に対抗!「渋谷ではお笑いの“嵐”を巻き起こします!」

 ■キャスト
 デーヴィッド・モーティマー医師役:錦織一清
 レズリー役:塚田僚一(A.B.C―Z)
 ジェーン・テイト役:はしのえみ
 ローズマリー・モーティマー役:瀬戸カトリーヌ
 ヒューバート・ボニー医師役:酒井敏也
 
 婦長役:池谷のぶえ
 警官役:福本伸一
 サー・ウィロビー・ドレーク役:俵木藤汰
 マイク・コリノー医師役:土屋裕一
 看護婦:岡村さやか

 ヒューバートの母親:竹内都子
 ビル役:綾田俊樹

 ■STORY
 舞台はロンドン、とある大病院の医師談話室。時はクリスマスの3日前。医師デーヴィッド・モーティマー(錦織)は愛妻ローズマリー(瀬戸)とともに順風満帆なエリートコースを歩んでいる。そして、約1時間後には権威ある記念公演でのスピーチを控えている。
 ところが、そこへ18年ぶりに元・看護婦で昔愛人でもあったジェーン(はしの)が彼を訪ねてくる。実は二人の間には18年前に子どもができており、その息子・レズリー(塚田)も父親を探しにこの病院に来ていると告げる。同僚の医師ヒューバート(酒井)やクリスマスの余興に夢中の後輩医師のマイク(土屋)、とぼけた病院患者・ビル(綾田)、厳格な婦長(池谷)や看護婦(岡村)、はたまたレズリーを逮捕にきた警官(福本)を巻き込んでの大騒ぎ。デーヴィッドはウソにウソを重ねて、医師談話室は大混乱をきたす。さらにヒューバートの母親(竹内)まで現れてますますウソの上塗りが複雑化する。上司サー・ウィロビー(俵木)にプレッシャーをかけられながら講演の時間は迫り、一人しかいないはずの婦長は二人出現し、警官はマイクの叔父であることが明らかになり…。
 はたしてデーヴィッドは、この場を切り抜けることができるのか!?

 ※『It runs in the family』原題の直訳は、「そういう血が流れているんだ」=「蛙の子は蛙」「血は争えない」の意味

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