俳優・佐藤健（25）が13日、東京・丸の内ピカデリーで映画『るろうに剣心 伝説の最期編』（監督：大友啓史／配給：ワーナー・ブラザース映画）初日舞台あいさつに女優・武井咲（20）、俳優・伊勢谷友介（38）、青木崇高（34）、神木隆之介（21）、江口洋介（46）、藤原竜也（32）、大友監督（48）とともに登壇し司会は馬場典子アナウンサー（40）が務めた。
漫画家・和月伸宏さんの同名作が原作。2012年に公開され爆発的ヒットを飛ばし、今年8月1日から公開がスタートとなった2部作『るろうに剣心 京都大火編』も9月7日までに観客動員数354万7444人、興行収入45億円と今年の日本映画シーンをリードしている。本作にて完結となり、佐藤演じる緋村剣心と藤原演じる志々雄真の戦いに終止符が打たれる。
上映後の客席を縫っての登場となり大歓声で迎えられたキャストら。そんな温かく迎えられたことに佐藤は「いろいろ考えていたんですが、みなさんのことを見ていたら話すことを忘れてしまいました」というほど、胸がいっぱいなようで、「きょうまで宣伝とかいろんなところとかで舞台あいさつをしたんですが、いまのところは、きょうのこの舞台あいさつで『るろうに剣心』に関する仕事は最後になるのかなと思うと寂しいというか感慨深いです」と、剣心が自分の手から離れるとあって感無量。
馬場アナから「アクションが悪かったら役者を辞めるくらいの気持ちだったと伺いましたが？」と問いかけられると、「辞めるというか『るろうに剣心』を実写化してカッコ悪かったら恥ずかしくてテレビには出れないよねという気持ちで言ったんです」と決意していたということも明かしていた。
続けて、本作へ、「こんなに幸せな現場はないと思って、撮影中、最高の環境を大友さんが用意してくれて、スタッフの力のおかげです。立っているだけで剣心にしてくれたと思っていて、僕ができることは、そこからどこまで行けるのかということだったので、だったら原作でさえ見たことのない剣心を見せたいと思って、テーマは『限界を超える』でした」と、掛けている思いを口にした。
あいさつには、6月5日に東京・六本木ヒルズアリーナからスタートし100日間1万2000キロ全国をPRして周る企画となる“伝説の流浪人”の俳優・長尾拓也（26）が同所でゴールし、佐藤は握手で出迎えると「すごいヒットしているんですよ！あなたのおかげです！」と、感謝していた。
最後に佐藤から、「みなさんのおかげでこの日を迎えられしました。役者人生の中で一生に会えるか会えないかくらいの作品に出会えたと思います。この映画はすべての関係者の努力の結晶で、本当の意味で伝説に残せたらと思います！」と、自信を見せていた。
映画『るろうに剣心 京都大火編』絶賛公開中！『伝説の最期編』は9月13日全国公開！
