『高須クリニック』の院長・高須克弥が9月2日、都内で行われた映画『アイ・フランケンシュタイン』(監督:ロス・エメリー/配給:ポニーキャニオン)よしもとブサイク芸人改造プロジェクトにトンファーの山西章博(31)。お笑いトリオ・ジャングルポケット武山浩三(31)、斉藤慎二(31)と登場した。
200年前にフランケンシュタイン博士によって作られた人造人間が、現代を舞台に人類の存亡をかけた天使と悪魔の壮絶な戦いに巻き込まれる。従来のフランケンシュタイン像をガラリとかえる超絶アクション大作がいよいよ公開。
6つにわれた腹筋“シックス・パック”が話題になった高須院長は「僕はブサイクな人をハンサムにするのがビジネスなので、この映画とコラボできて幸せです。この写真は髪も歯も顎も、やってないところはどこもない。ツギハギ人間です」とあっけらかんと挨拶。そんな院長に対面した武山は「去年、僕もアゴと目を整形したんですよ。会いたかったです!」と感激した。
よしもとブサイクランキング2位の斉藤、3位の山西(1位はNON STYLE井上)という組み合わせに武山は「斉藤さんはブサイクというよりも気持ち悪い。本人の中で自分はかっこいい、ブサイクじゃないと思っているけど、見た目気持ち悪い。顔が暑苦しいので一緒に焼肉なんか食べたらゲロ吐いちゃいますよ。山西さんは、世間誰も知らなくて、3位に入る。神ですよ!」と辛辣に評価した。
当の斉藤は「これ以上どう変えればいいのと思います? 顔整っているので」と平然。しかし、整形をシミュレーションした写真を見せられ「プチ整形で24万円ぐらいです」と言われると「24万円でできちゃうんですか? 一瞬でできちゃうんですか? 痛みは?」と興味津々。逆に、武山については院長は「土台から直さないといけない。口元を後退させて頬骨を削ったり、鼻を織り込んだりアゴを出したり。本格的な手術です、800万円ぐらい。維持費込みで1000万ぐらい」と診断。これに斉藤は「俺は24万円ですよ?」と勝ち誇っていた。
また、院長は中西には『顔面移植』を施したいと語り「ドナーさえいればどんな顔でも移植できる。フランスでも、中国でも実例がある。アメリカでも2例。やろうと思えばできるんですよ」と説明。「フランスの人はドーベルマンに顔を食いちぎられた人、中国の人は熊に顔を食いちぎられた人。研究機関でやってもらうともしかしたらタダでできるかも。僕が一番興味あるんで、やるときは立会いますよ、呼んでください」とノリノリで語った。
囲み会見で、整形した理由を聞かれると武山は「キャラクターみたいのが欲しくて、僕はなんもなかったんですよ。太田(博久)ってやつはネタ担当で斉藤さんはテレビ担当。僕は整形して整形担当。一番最後は女子になろうかな」と意外な願望を明かした。一方、高須院長は「新しいのがでたらやってみたい。顔面移植できたらやってみたい」と意欲的にコメント。「実験がすごく楽しい。人体実験がすごく好きなんですよ。自分の体にやると偉人になるんです」とマッドな一面を改めて明かした。
『アイ・フランケンシュタイン』は9月6日全国ロードショー!