累計発行部数1000万部突破の大人気コミック『弱虫ペダル』の舞台版の公演の模様を収録したDVD「舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The Second Order」（東宝）発売記念イベントが8月31日、東京・日比谷公会堂で行われ、のべ約4000人のファンが集った。
ファンからは“ペダステ”の愛称で親しまれているステージ版・弱ペダ。2012年に舞台化しこれまで4作が作られ、飛び散る汗や躍動感のある演出で舞台ならではの人気を博している。（前回のイベント模様はコチラ：舞台『弱虫ペダル』坂道役の村井良大「最初は絶対に無理だと思いました」）『The Second Order』では、白熱のインターハイ2日目にあたる物語が展開。また、10月からはスピンアウト作品「舞台『弱虫ペダル』箱根学園篇 野獣覚醒 The beast on the Road」が上演される。
この日、出演キャストは主人公・小野田坂道役の村井良大（26）、“巻ちゃん”こと巻島裕介役の廣瀬智紀（27）、総北高校キャプテンの金城真護役の郷本直也（34）、箱根学園キャプテンの福富寿一役の滝川英治（35）、カチューシャが印象的な東堂尽八役の北村諒（23）、頻繁にパワーバーを食べている新開隼人役の宮崎秋人（23）、京都伏見高校キャプテンの石垣光太郎役の染谷俊之（26）、エースに忠実な“水田くん”こと水田信行役の桝井賢斗（19）の8名が登場した。
一番印象に残ったころを聞かれると北村は「（郷本）直也さんが怖かった。話すまで、ヤベーと思ってた」と告白。郷本が「そんな怖い感じだった？」と苦笑するという、ざっくばらんなオープニングとなった。大勢のキャストが登場する舞台だが、滝川は「受け入れ態勢がちゃんとしてたので、みんなでご飯に行ったり」と現場の雰囲気を明かすも、北村からは「確かにご飯よく行くんですけど、滝川さんが一番参加してない。LINEの返信もない」と暴露され、その場に崩れ落ちていた。
滝川は「前日だったんで、予定が入っていたんですよ。当日に（返信）したんですよ。ほんまや、見返してみ？」と弁解。郷本が当日のグループトークを調べると「先に行ったメンバーが盛り上がって写真送ってる時に、『やっぱり行けそうにないです』とタイミング悪い時に言ってる」と会場の笑いを誘った。
村井は「総北勢は稽古5日間とか6日間ぐらいしか行けなかったので結構大変でした」としみじみと語り、田所迅役の大山真志と劇中歌『恋のヒメヒメぺったんこ』を歌いながらチームを追いかける場面に「真志を呼んで稽古してたんですよ」と明かした。廣瀬は「僕らは先に入って稽古してたんですけど、直也さんと距離が縮まりました」と振り返ると、郷本は「膝枕とかしてたよね。膝の上に座ったりとか。そういう距離感の縮まり方もありました」と意味深な報告をしていた。
DVDからはメンバーが女生徒役を演じるシーンが流され、北村は「恥ずかしい」と苦笑い。郷本は「（女装に）命懸けやったからね。今後は物販とかでもあそこを。全力でつけまつ毛をして（写真を撮り）その下にアンディとフランクがいるというような（グッズを作りたい）と話すと会場からは拍手が起こった。
最後に村井は「こんなにも沢山の方が見に来てくれたことに嬉しいです。肩の力を抜いていろんなことが言い合える素敵なメンバー。（インターハイ）3日目があって、おんなじキャストでできたらこんなに嬉しいことはないです」と感謝した。
DVD「舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The Second Order」は絶賛発売中。
