俳優の城田優（28）が24日、都内の赤坂サカスで行われたミュージカル『ファントム〜「オペラ座の怪人」の真実〜』スペシャルイベント『みんなで歌おう You are music in 赤坂サカス』にマルシア（45）、吉田栄作（45）らと登場した。
名作『オペラ座の怪人』を原作に“怪人”であるエリックに焦点を当てた『ファントム』。1991年にアメリカで上演され、日本でも宝塚歌劇団での上演や、大沢たかお主演による舞台が2008年と2010年に演じられている。今回、新曲を追加しファントム役に城田を迎え9月13日から29日まで赤坂ACTシアター、10月5日から15日まで梅田芸術劇場メインホールで上演される。
『ファントム』Tシャツで現れた主演の城田は熱い声援に応え「エリックの背景を描いたリアリティある作品。誰もが知っている作品を演じられるのは幸せ。僕自身、憧れがありましたし、観たこともある。素敵なファントムを作れるように頑張りたいです」と意気込みを語った。
この日クリスティーナ役の山下リオが体調不良で欠席したことに、舞台でクリスティーナを落とし入れようとするカルロッタを演じるマルシアは「決して私が稽古でいじめたわけではない」と力説。初のオペラに挑戦するマルシアに城田も「初めて聞くマルシアさんの高音です」と期待を寄せた。
城田は劇中で歌われる『You Are Music』を観客と一緒に歌うために「クリスティーナの声を育てたいと、ふたりでレッスンするところ」と説明し、舞台さながらの堂々とした歌声を響かせた。会場の喝采に城田は「とにかくみなさんで素晴らしいミュージカルを。2008年、2010年に負けない、素晴らしいファントムをお見せ出来ると思いますので、ぜひ劇場で」と呼びかけた。
