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中村蒼ドラマ「永遠の0」で重要な役どころに抜擢!向井理との久々共演は「緊張します」

中村蒼ドラマ「永遠の0」で重要な役どころに抜擢!向井理との久々共演は「緊張します」
中村蒼がドラマ「永遠の0」への出演が決定した

 俳優・中村蒼(23)がテレビ東京が来年に放送を予定しているスペシャルドラマ『永遠の0(ゼロ)』に出演することが26日、発表された。

 作家・百田尚樹氏の小説が原作で実写映画化されヒットを飛ばした作品。テレビドラマ版ではこれまで、天才的な操縦技術を持った零戦パイロットの主人公・宮部久蔵を向井理が、景浦介山を尾上松也が演じることが発表されていた。その中で中村は、昭和20年、飛行予備学生として、当時教官を務めていた宮部と出会い、飛行訓練中に敵機に襲われた宮部を助けようとし重傷を負い、その後、終戦間際に特攻隊員として宮部と再会する大石賢一郎を演じる。

 すでに撮影に入っているそうだが、中村は参加した感想を、「雰囲気はいいと思います。緊張感がちゃんとあるし。衣裳も半袖ではないので、現場は暑いし、ダラダラしないで決める時は決める現場です」と、ピリッとしている様子を。

 向井とは2010年公開の映画『BECK』以来の共演となり、「緊張します。向井さんは優しいんですけど、どこかで宮部の気持ちを忘れていない感じがあって。なので、芝居の緊張感を自然と出せます。以前共演した時は10代だったので少しでも成長している姿を見せられたらと思っています」と、気合も入っているよう。

 本作へは、「大石という役は宮部に最終的に守られて、そして宮部の奥さんを現代にいたるまで守る。本を読んで、そういう部分が印象的でした。自分たちの周りには守るべき存在がいるのだろうか?守ってくれるような人はいるのか?そういうことを考えるのもすごくいいと思います」と思いをコメントしつつ、「また、現代の人たちが自分のルーツを探すというのも、生きる上ですごく大切だと思うので、僕も自分の先祖が何をやっていたのか知りたいなと思いました」と、感じるものもあったそうだ。

 中村の起用について、編成局ドラマ制作部プロデューサー・阿部真士氏は、「『自分の命よりも大事な何かを誰かに託す』という状況になった時、『この人にならば託せる』という人物が大石賢一郎です。物語の主人公である宮部も、大石に“ある約束”を託しました。それゆえ物語上、もっとも重要な人物です」と、役どころを話しつつ、「今の多くの日本人に見られる利己的な態度や生き方、ずる賢さとは無縁な人物です。純朴で素朴。でも秘めた強さがある。そんな人物を演じられるのは中村蒼さん以外には思いつきませんでした」と、キャスティングへコメントを寄せた。

中村蒼ドラマ「永遠の0」で重要な役どころに抜擢!向井理との久々共演は「緊張します」

中村蒼ドラマ「永遠の0」で重要な役どころに抜擢!向井理との久々共演は「緊張します」

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