女優の河北麻友子（22）が21日、都内で舞台『つかこうへいダブルス2014』製作発表に登場した。出席者は神尾祐（44）、馬場徹（26）、双子の広海と深海（24）、市瀬秀和（39）、久保田創（33）、細貝圭（29）、早乙女友貴（18）、D-BOYSの高橋龍輝（21）、桑野晃輔（23）。
2003年に青山劇場で上演されて以来、11年ぶりに故・つかこうへいさん作品2本立て芝居が上演される。舞台初挑戦で連続ヒロインを務める河北は、沖田総司が女だったというテーマの『新・幕末純情伝』で沖田役として、『広島に原爆を落とす日』ではベルリンで地下工作を行う重宗夏枝役を務める。
ハードな稽古で知られる舞台に河北は「すごい不安なんですけど、みなさん優しいので支えられていきたいなと思います」と緊張気味。印象に残ってるつか作品を聞かれると『飛龍伝21』を挙げ「（桐谷）美玲さんの作品に負けないようにがんばりたいです」と対抗心を燃やした。
初対面となった神尾は「目が印象的。吸い込まれそうな目。意外と背が高い。顔がちっちゃい。脚が長い」と印象を語り「期待しております」と煽ると、河北は「プレッシャーが……」と苦笑い。神尾が「僕が全力で支えて引っ張っていきたい。舞台を嫌いにならないようにね」と話すと「（舞台を嫌いに）なりそうです」と苦笑い。河北は「馬場さんに『自分では2つは絶対やりたくない』と、言われてすごいプレッシャーだったのでとにかくがんばりたい」と語った。
そんな河北に深海は「プライベートでも仲いいんですけど、すごい強めなお姉さんなのでこの作品にピッタリ」とサポート（？）。『飛龍伝21』に出演した広海深海は「稽古場はエアコンつけないのよ」（深海）「全員、滝の汗」（広海）「熱量もすごいわよ」（深海）「基本的に汗と涙で仲良くなる」（広海）と過酷さを振り返ると、馬場は「前回暑すぎて、音響が壊れるという事件がありました」と涼しい顔で明かした。男性陣に囲まれ紅一点の河北は「ドキドキしてます。すごい楽しみ。悔いのないように一所懸命、死ぬ気でがんばりたいと思います」と元気に語った。
一方、細貝は「つかさんの舞台は体力が消耗する舞台。去年、『飛龍伝』の稽古中に痔になってしまい……今年は再発しないように」と告白し笑いを誘った。初挑戦という高橋は「2作品ともバランスよく稽古して本番を迎えたいと思います」と話した。
また、石田純一の娘でタレントのすみれと熱愛が報じられた早乙女は、「がんばりたいと思います。以上です」と兄の早乙女太一さながらクールなコメント。報道陣から「特別に見に来て欲しい女性は？」と聞かれるも「いや、それはお客様です」と対応。交際について聞かれると「いえいえ、ただの友達です」と否定し、「一緒に暮らしている？」という質問にも「いえ」とキッパリ否定。「友達なので」と繰り返した。
『つかこうへいダブルス2014』は8月29日〜9月14日までシアタートラムで上演。
