NMB48の藤江れいな（20）が13日、都内で『ワールドオブザ体育館』1日限定上映をお笑いコンビさらば青春の光の森田哲矢（32）、勝又悠監督と行った。
同作は藤江と勝又監督による10月18日公開の映画『いつか、玄関たちと、』のスピンオフムービーとなり、FunTheater（http://funtheater.jp/）で配信中。また、藤江・勝又タッグによる20分の関連短編作品『Do you think about me？』も上映された。
『Do you―』の上映後に行われたトークショーで藤江は「実は横で観ていたんですけど、（会場が）一番ウケていたのが（自分の）『クソビッチ』というセリフ。ああ、そこなんだ」と苦笑しながら「初めて勝又監督とお仕事させていただくということで嬉しかったんですけど、ひとつめの撮影がまさか自分で撮影するとは。カメラマンさんの気持ちも分かるダブルな大変さを味わえてすごく楽しかったです」と笑った。
藤江撮影の映像では森田の出っ歯が全面にフューチャーされていたということで、森田は「映画観て、こんなに歯しか写ってないとは思いませんでした。監督の指示かと思ったら藤江ちゃんのアドリブだった」とこぼすと、観客から「悪女だわ〜！」という笑いが起こった。
短編の中では森田が藤江を振るシーンもあり「僕は底辺の方で生きてきた人間なので役とはいえ優越感でしたね。いい経験したと思います」と森田。一方、藤江は「監督は制服の着こなし方にいろいろこだわりがあって、スカートの下に短パンを履いたり、あんまりしてこなかった格好だったのですごく貴重だなと思いました」と振り返った。藤江は「今作は髪型もハーフアップ。気持ちはたかみな（高橋みなみ）さんの気持ちでした。たかみなさんがハーフアップしている時こんな気持ちなのかな」としみじみと話した。
『ワールドオブ―』で印象に残ったシーンについて藤江は「答辞を読む所は一番大変でした。いっちばん悩んで悩んだシーン。監督が私に任せると言ってくださって、私の気持ちとか全部込めて撮影しました。ちょうどそのころ組閣があったりしたAKBでの気持ちを交えた言葉に。普段応援してくれるファンの方へのメッセージでもあるので受け取ってもらえたらなと思います」と打ち明けた。
都合3作品を連続で勝又監督と作った藤江だが、監督は「僕なりにこいつなら勝負できるなという感覚があった。それに尽きますね。女優力がなかったら3本作らないということですよ！」と絶賛。10月公開の『いつか―』について藤江は「改めて家族っていいな、素敵だなと思える作品。家族を大切にしたいなという気持ちになっていただければ」と呼びかけた。
