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【アカデミー賞】中谷美紀、市川海老蔵の芸事に関する姿勢に感動!海老蔵の誕生日には伊勢海老が大量に

【アカデミー賞】中谷美紀、市川海老蔵の芸事に関する姿勢に感動!海老蔵の誕生日には伊勢海老が大量に
助演女優賞にノミネートされた中谷美紀

 女優・中谷美紀(38)が3月7日、東京・グランドプリンスホテル新高輪内で『第37回 日本アカデミー賞』授賞式に出演作の『利休にたずねよ』(監督:田中光敏/配給:東映)で助演女優賞にノミネートされて登壇した。

 利休の一番の理解者であり、陰ながら見守り支え続ける妻・宗恩役を演じた。第140回直木賞を受賞した山本兼一の同名小説を映画化。歌舞伎俳優・市川海老蔵が主演の利休を演じ、師である武野紹鴎を父・市川團十郎が演じ、最後の親子共演としても話題になった。

 千利休が切腹を迎えた日。妻・宗恩は、「あなた様にはずっと想い人がいらっしゃったのでは・・・」と、問いかける。利休の胸の奥には長年秘めた想い人とは、彼が19の時に殺した美しい高麗の女。その形見である緑釉の香合を、利休は肌身離さず持ち続けていた。若い時代の放蕩三昧の日々、色街での高麗美女との出会い。そこから利休の美学の根源は何かを探る。

 西田「最後にナツメの中に思い人の形見みたいなのが入っているのを見て、心が動いて・・・小さい器を投げつけようとして、留まる揺れが素晴らしい表現でした」

【アカデミー賞】中谷美紀、市川海老蔵の芸事に関する姿勢に感動!海老蔵の誕生日には伊勢海老が大量に

 中谷「あれは、香合といって、お香が入っているちょっとした壺のようなものになります。あのシーンは、先だって残念ながら身罷られた山本兼一先生の書かれた原作では割ってしまうんです。でも、この映画の中では、監督が脚本を推敲する中で、割らないというアイデアを採用されて、私もそれに従って、気持ちを作って作って」

 西田「(市川)海老蔵さんとの共演はいかがでしたか」

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海老蔵は、「芸事に関してはマジメ」と、中谷

 中谷「みなんさんがイメージされる海老蔵さんて、私は勝手に“平成の狼藉もの”とお呼びしているんですけど、やんちゃ坊主で悪ガキというイメージがおありだと思うんですけど、撮影現場における海老蔵さんは、芸事に関してはマジメでして、お稽古事を人知れず一年間続けてお茶を点てるようになられて、撮影がない日にはお部屋でひとりでお稽古されていた。マジメで紳士で。15分前行動。スタッフよりも誰よりも早く現場に現れて準備万端なんですよ」

 西田「撮影の最中に(海老蔵が)お茶を振舞われたとそうですが」

 中谷「そうですね。海老蔵さんがお茶にハマってしまわれて、ご自分ですごくいい器をお求めになったんですね。それも利休さんと同じころの400年前のいい唐津(焼き)の器をお求めになられて、それを使わせていただきました。お茶杓(しゃく)も利休さんがご自分で削ったモノをお求めになって。現場で、2人でみなまさんにお茶を振舞いました」

 樹木「撮影中に、誕生日を迎えられた海老蔵さんに何か送られたと」

 中谷「生きた伊勢海老です。喜んでくださるかと思ったら、たくさん(伊勢海老を)いただいていたみたいで、あまり喜んでくれなかったです」

 

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