歌手・五木ひろし(66)、坂本冬美(47)、由紀さおり(65)、川中美幸(58)、大月みやこ(68)、都はるみ(66)が19日、東京・椿山荘で明治座7月『歌舞奏スペシャル』制作発表会を開いた。
五木ひろし芸能生活50周年を記念したもので明治座では17回目の公演。第一部では五木のこれまでの50年の歩みを名曲とともに振り返る。歴代のヒット曲から最新曲まで、ギターや三味線などの楽器演奏を交えてのものに。二部ではスペシャルゲストとともに新たな挑戦で魅せる。
名前に“五”という数字が入っていることから50周年という今回の公演へ、なみなみならぬ情熱を燃やしている五木は、「夢のまた夢の今回の公演でございます。まさかまさか、これほど素晴らしいゲストの方に来て頂けて夢のような出来事です。きょうのこの日を、わたしの口から言うのもなんですけど、歌謡界の奇跡的な出来事だと思います。生涯で忘れません。私の音楽の集大成をお届けしたい」と、興奮気味。そんな興奮のさなかにあっても、会見中5人の方へ向け立ち上がると頭を下げる紳士さは忘れない。
ゲストは日によって変わるが、それぞれに合わせて、五木がパフォーマンスをするそうで、坂本とは「一本刀土俵入りを掛け合い歌謡浪曲」。由紀さおりとはジャズのスキャットで『シング・シング・シング』などで五木がドラムを担当。川中とは同じ楽曲の歌唱。大月とは、五木が三味線を弾いての歌唱。都とは、五木がエレキギターを手に演奏にパフォーマンスをするという超豪華なコラボレーションが繰り広げられることが明かされた。
なかでも、同期という都による『好きになった人』のパフォーマンスは舞台上を縦横無尽に駆け巡ることで知られているが、五木は「客席に落ちないか心配です。落ちそうになったら掴みます!」と、別の意味でも気合を入れている様子を見せていた。
「最低5人の方々は観ていただきたい。日本一幸せな歌手です!」と願いを込めた明治座7月『歌舞奏スペシャル』は7月2~27日まで明治座にて!
■公演詳細
○出演:五木ひろし
<スペシャルゲスト>
坂本冬美:7月2~3日、12~13日
由紀さおり:4~8日
川中美幸:9~11日
大月みやこ:17~22日
都はるみ:15~16日、23~27日
○公演日程
7月2~27日
○開演時間
・昼の部12:00
・夜の部16:30
○チケット販売日程
第一次販売:5月28日10:00より電話・ネット予約受付開始
第二次販売:6月18日10:00より電話・ネット予約受付開始
○料金
S席(1階席・2階席)1万3000円
A席(3階席)6000円