多くの男性声優が新たな表現の可能性を追求するエンタテインメントレーベル“Kiramune”の人気グループ・江口拓也、木村良平、代永翼によるユニット『Trignal』が6月1日、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールにて2nd Live『so so funny』を開催した。
夏の海をイメージしたかのようなスカイブルーのステージ。Trignalのテーマカラーに合わせた水色のサイリウムが場内を染め上げ、開演を待ちわびる。そして、上着は黄色に白いパンツ姿でコーディネートを合わせた3人が大歓声の中、飛び出して、『Cupid Cupid Cupid!!!』からLiveはスタート!木村が「最高の日曜日だ!」、江口が「待っててくれましたか!」、代永が「精いっぱい楽しんでいってね!」と叫ぶと、ファンも歓声で呼応した。
『恋つぼみ』を経て『SUMMER MAGIC』では、前奏でのダンスをバッチリ合わせた3人に、ファンから歓声が上がったり、それに勢いづけられたTrignalは肩を組んだり、ハイタッチしたりと会場を魅了した。江口・代永ソロ曲などを披露した後、MCでは、8曲目の『towards the tomorrow』で見せた“トリコレ”と3人で呼んでいる動きを解説し、木村は昨年の横浜BLITZでのライブ(参照記事:http://japan-newslounge.com/archives/91021)でのことを引き合いに、「曲以外の部分でもこんな遊びができるようになりました!」と、成長を実感しているようだった。
ほかにも、『Cupid Cupid Cupid!!!』で実は指の動きで“LOVE”という文字を作っていることを明かし、実際にMC中アカペラで歌いながら、ファンと一緒に練習するなど、一体感のある演出もし、木村は「チェックするからな!」と、煽って場内を沸かせたり、江口がメガネを外してキリッとした表情を見せたりとMCコーナーも大いに盛り上げた。
中盤の、『愛しさのコントラスト』では、曲の最後にマイクスタンドを抱きしめるようなちょっぴりセクシーパフォーマンスに黄色い悲鳴が上がったり、『Sunny Shiny Days』のシルエットパフォーマンスからの、『PARTY☆ビート』でのトロッコ演出から客席を縫い、1F客席後方ステージに移動しての歌唱は、ファンへのサービス満点で、江口は「360度からみんなの声が聞こえて楽しかった!」と、本人たちも喜ぶものだった。
アンコールでは、残り1曲となったMCで、メンバー1人ずつ感想を伝えた。代永は、「まだ曲が残っているんじゃないかという気持ちです。3人でこれからも行けるところまで行きたい!」と、抱負を。江口は「これまでの日々が報われるように毎日練習して1つのものを作り上げてきました。みなさんの喜んでいる姿を見ることができて良かった」と、ファンへお礼を述べた。
そして木村は、「一番最初に3人でラジオから始めて、みんなでユニット名を決めて、今思えば、小さなライブハウスから始まった。キラフェスに参加してあたたかく迎えてもらえて、大きくなっていって、いろんなことをやって、ファンの方1人1人を感じています。産んで育ててくれたみなさんのおかげです!」と、万感の思いを口にすると、ラストは『恋のメリーゴーランド』で、ファンと一体となったタオルを回す演出で、熱気のうちに終演を迎えることとなった。
■セットリスト
M1:Cupid Cupid Cupid!!!
M2:恋つぼみ
M3:SUMMER MAGIC
M4:延長線上のFriends(江口)
M5:初雪
M6:ORIGINAL COLOR
M7:視線の先(代永)
M8:towards the tomorrow
M9:RESISTANCE
M10:Naughty(木村)
M11:愛しさのコントラスト
M12:Sunny Shiny Days
M13:PARTY☆ビート
M14:Honey Ready Go!!!
M15:Darling
M16:ALL FOR ONE!!!
EN1:Win-possible!
EN2:恋のメリーゴーランド