女優・桐谷美玲(24)、藤井美菜(25)、高畑充希(22)、有村架純(21)、山本美月(22)、俳優・佐藤二朗(45)が7日、東京・新宿バルト9で映画『女子ーズ』(監督・脚本:福田雄一/配給:キングレコード)初日舞台あいさつを福田監督(46)とともに開いた。
“名字に色が入っている”という理由だけで司令官チャールズに選ばれた5人の女性。地球に襲い来る邪悪な怪人との戦いを任されたものの、恋に仕事、美容にヤボ用となかなかそろわない彼女たちは、地球の平和を守り切るのか…?女優やモデルとして人気のある5人だけにチケットは即完という熱狂ぶりのなかの舞台あいさつとなった。
それぞれの劇中のイメージカラーを意識したかのようなコーディネートで上映後にキャストが登壇。2日前から関東地方も梅雨入りとあり、この日も雨の中となったことへ、桐谷は、「きのう、きょうと雨が降っていたので、女子ーズ的には、雨が降るとドタキャンしちゃうんじゃないかなと心配がありましたが、たくさんの方に観て頂けたのが嬉しいです」と、さっそくキャラを意識したコメントが飛び出すことに。
そのなんとなくゆるーい空気感はあいさつ前からもそうだったそうで、「裏でスタンバイをしているときに、ぎりぎりまで、それぞれのメイクさんにメイク直しをして頂いて、もう出番!?という感じで、せかせかと出てきました。やっぱり私達って女子なんだなーというルーズな一面を観ました」と、エピソードを明かし笑いを誘った。
撮影時のエピソードについて、桐谷が、「(佐藤)二朗さんがいつも最終日しか来なかった」と、暴露すると、福田監督は「つまらない役をちょいちょいやってて、きょうも舞台あいさつ3つあるのに、ここにしか来ていない。衣装合わせをするらしいんだけど」「『勇者ヨシヒコ』のときはトータルで4日しか参加してない。沖縄でロケしても沖縄に来ないと行けないグリーンバックなのに。たった1日でいいギャラをもらってる」と、さらなる暴露で場内を爆笑させ、佐藤は大焦りするという一幕も。
話が戻って撮影時の雰囲気について、笑いが絶えなかったそうだが、桐谷は、「(劇中でも)素で笑ってるんですよね。それが二朗さんがあまりにもアドリブを入れてくるからこらえられないんですよ!福田監督から、耐えられなかったら下を向いてというゆるい指示で」と、全員下を向いて笑いをこらえているシーンもあるのだとか。
しかし、そんな高畑は、劇中で佐藤に逆襲を試みたといい、「私達がやられっ放しでちょっと悔しかったんで、仕返し」というアドリブのセリフがあったそうで、それには佐藤も「女優のアドリブにやられたのは初めてぐらいで悔しかった」と、してやたったりの結果になっているのだとか。ただしそのシーンについて福田監督は、「(桐谷、藤井、山本が)滅亡的に笑ってて、(高畑と有村の)2ショットしか使えなかったんです。5ショットが使えなかった」と、笑いながら裏話を明かしていた。
さらに、司会から「私って女子っぽいというエピソードは?」と問われると、桐谷が「架純があるよ!」と話そうとして、当の有村は「ないないない!本当にない!!」と、赤面しながら打ち消そうとしたが、桐谷は止まらず「取材とかを受けていると、仕草が可愛くて、突然、ジェスチャーするんです」と、話すと、有村は渋々と言った感じで「相手に伝えようとするとジェスチャーをしちゃうんです」といい、高畑も「何だコレ!?カワイイな!ってなるんです」と、癒やされていた様子を見せる。
ほかにもないのかと問われると、高畑は「5人とも女子力低いかも…」と言い出し、桐谷は、「みんな自由なところがあって、マイペースで話の着地点が見つからない。集まろうと言って、全員集まったことがない」と、グダグダだそうで、高畑は「最高3人まで集まったことはあるけど5人はない」と、ゆるーい話に終始していた。
本作へは、高畑は「想像されていたより、かなり緩めの出来になっていると思います」とアピールすると、桐谷からは「みなさんの応援があったら女子ーズ2がまた、深夜ドラマがあるかもしれないので、面白かったなと思ったら広めて頂ければ」と、PRしていた。
映画『女子ーズ』は6月7日より新宿バルト9ほか全国ロードショー!