女優・上戸彩（28）が、今年7月からスタートとなるドラマ『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』（フジテレビ系、木曜・午後10時～）で主演を務めることが、分かった。同番組公式サイトで発表した。
夫を会社に送り出した後、家事をキチンとこなし、平日昼間に別の男性と恋に落ちる主婦のことを指す造語“平日昼顔妻”がテーマ。いわゆる不倫を扱っており、上戸はある出来事をきっかけに越えてはいけない一線を越え、“昼顔妻”へ身を落としてしまうパート主婦・笹本紗和を演じる。
その笹本を反社会的行為に導くのが“昼顔妻”滝川利佳子役の吉瀬美智子（39）となる。のちに紗和の不倫相手になってしまう高校教師・北野裕一郎を斎藤工、利佳子を毛嫌いしていたはずが、やがてのめり込んでしまう画家・加藤修を北村一輝が演じ、現代社会が抱える問題に切り込んだものになるという。
物語では、笹本はレジ打ちのパート帰りに勤務先のスーパーで無意識のうちに口紅を万引。その一部始終を見ていた利佳子が紗和にそのことを黙っている代わりにと持ちかけてきたのは、不倫のアリバイ作りへの協力を求められその要求に従うことに。日々の生活を守るため要求に従っていたが、その過程で校教師の北野に出会い、次第に北野のことが脳裏から離れなくなってやがて越えてはいけない一線を越えてしまう…。
上戸は本作へ、「“平日昼顔妻”なるものが社会現象になりつつある中、それは驚きの事実で…それは世の中の殆どの人たちも同じはず。脚本の井上さん、西谷監督をはじめスタッフのみなさんに導いて頂き『昼顔妻』たちの心情にも寄り添いながら、疑似体験していきたいと思います。同じように視聴者にも自分を通じて疑似体験して頂けるよう、体当たりしていきたいです」と、意気込んでいる様子を見せている。
