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【編集長から】3月11日を迎えて

【編集長から】3月11日を迎えて
昨年の震災直後の被災地

 2011年3月11日午後2時46分18秒、あの「東日本大震災」から今日で1年が経ちました。

 「1000年に一度」と言われる未曽有の大災害は、死者1万5854人、行方不明者3155人(それぞれ10日時点の警視庁発表)にも上り、戦後の自然災害では最大の被害になりました。

 そして、被災地が故郷の方、被災者と親類縁者、友人知人など、とつながりがある人たちが周りにいた方々などを含めると、日本全国民が、「被害」を受けた大災害だったと改めて思われます。

 あのひとつの町を全て呑み込んでいく津波の映像、山間部の学校の校庭に「SOS、水、食料が底をつきそうです」と、書かれているのを、ただ空撮で映し報道するだけの映像に憤ったことなどが、昨日のことのように思い出されます。

 この1年、芸能界でも、チャリティーソング、義援金、募金活動、被災地への慰問・ライブなど、さまざまな形で被災地・被災者たちを勇気づけ、支援してきました。その模様の一部は、携帯サイト時代から、弊社サイトでもお伝えしてきました。

 被災地を訪問し、被災者たちと直接会話を交わした芸能人たちから、異口同音に伝えられたのが、「元気づけに行ったら、逆に元気づけられた」という言葉でした。

 津波による被害に加え、福島第一原発事故による放射能という見えない敵との戦い、風評被害など、理不尽極まりない厄災が次から次へと降りかかってくるにも関わらず、出来ることから一歩でも踏み出していく、それが「小さな一歩でも復興へとつながっていくんだ」と、前を向き頑張っている被災地の方々の映像を見て、私も、「こんなことで負けてはいけない」と、たくさんの勇気をもらったひとりです。

 あれから1年が経ち、いま、私(我々)に何ができるんだろうと考えたときに、弊社サイトでは、本日に限り、被災者の皆様方に哀悼の意を表すと同時に、「この日を忘れてはいけない」との思いから、震災報道や震災に関連した芸能ニュース以外は掲載しないことを決めました。

 ご理解いただければと思います。

 「芸能ニュースラウンジ」
 編集長 伊藤直樹

【編集長から】3月11日を迎えて
昨年の震災直後の被災地
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