プロフィギュアスケーター・織田信成（27）が14日、都内で映画『アメイジング・スパイダーマン2』（監督：マーク・ウェブ／配給：ソニー・ピクチャーズエンタテインメント）大ヒット記念トークイベントに登場した。
4月25日より日本公開された本作は、公開17日目で観客動員150万人を突破。世界興行収入も5億7900万ドルという前作を超える大ヒット作となっている。スパイダーマンの前に3人の強敵が現れ、シリーズ最大の危機に見舞われたスパイダーマンが前作を超えるド迫力3D映像で熾烈なバトルを繰り広げる。
紺のジャケットにオリーブ色のパンツ姿で登場した織田。観客の大きな歓声に照れながら、MCから「僕のファンなんていない！」とつぶやいていたことを暴露されはにかむ様子も。
一般の観客に交じりながら、まったく気づかれずに観賞していたという織田は「すごく迫力もありましたし、人間ドラマと言いますか、家族愛だったり、友情、恋愛であったり、いろんなドラマを見ることができて、ホントに目の離せない時間でした！随所に感動する場面がたくさんあって、ただのアクションだけじゃなくて、心がグッとくるというかそういう場面がたくさんあって良かったです！」と、その魅力を熱弁。
とくに、スパイダーマンへの力の入れようはすごく、最高のヒーローと言い切る織田は「人間味あふれるところが良いなって感じます。ヒーローって強いイメージだけでなく、いろんなことで悩んだりとか、みんなと同じところで希望を見いだしたりだとか、ほんとに人間らしいところがたくさんあるヒーローがスパイダーマンなのかなと思います」と、思いを語った。
一番グッときたシーンは、「最後のグレンのところのスピーチがグッときて、つらいときも苦難を乗り越えて、希望を見いだして、そして自分が希望になっていくというのが、グッときたんです」と、明かしたものの、「けれど、隣にいたマネージャーさんがお疲れだったみたいで…イビキのほうが聞こえてきてしまって『あ～っ』ってなって、ホロっとできなかったことが悔しかったですね」と、エピソードを明かし場内から笑いが起こる一幕も。
さらに、イベントでは本編の感動したシーンランキングのコーナーがあり、スパイダーマンことピータが友人を救い出せなかったシーンを挙げる織田。転じて友人の話からスケート界で仲の良い人物を聞かれると一緒に変顔写真をアップしてTwitterでも話題になった村上佳菜子（19）の名前を挙げ「彼女、佳菜子は優しいし、ノリも良くて、いつも明るくて、一緒にいるとスゴく楽しくて、いろんなこと一緒にやってくれたり、年は離れているんですけども、妹のように仲良くさせていただいてます！」と、プライベートもチラリと明かしていた。
ほかにも、「選手同士でぶつかることはあるか？」との質問には「僕が周りの人に迷惑をかけることはあるんですけど、ぶつかることはないです。僕うるさいんですよ。すっごい怒られて、シュンとしてます…」と、正直に告白して、場内の笑いを誘っていた。
そしてフォトセッション時に客席からスパイダーマンが二回転ジャンプで登場というサプライズに織田は「お～！カッコいい！」と、大はしゃぎ！その様子見ていた織田へMCから「体の軽やかさはスパイダーマンに負けてないですよね？」と、無茶ブリがされ、「軽やかさでは…なんか軽やかなことした方がいいですか？」と、コメントすると華麗な二回転ジャンプを披露！会場から大きな拍手が起こるなか、織田は笑みを見せると、最後にスパイダーマンとガッチリ握手を交わし会場を後にした。
映画『アメイジング・スパイダーマン2』は絶賛公開中！
