“ガッキー”の愛称で親しまれている女優・新垣結衣(25)が今年秋に全国公開となる映画『TWILIGHT ささらさや』(監督:深川栄洋/配給:ワーナー・ブラザース映画)を主演し俳優・大泉洋(41)と夫婦役で共演することが22日、発表された。
ファンタジーとミステリーが融合した新しい物語として話題となった作家・加納朋子さん原作の小説『ささら さや』(幻冬舎文庫)の映画化。新垣は不幸を乗り越え、子育てに奮闘しながら、やがて強い母親に成長していく主人公・サヤを演じる。一方の大泉は、人に乗り移って妻を助ける亡き夫・ユウタロウという難役を演じることとなる。
本作でメガホンを取る深川監督は、『60 才のラブレター』『ガール』『神様のカルテ』などで知られており、本作の企画には5年の歳月をかけたという。
新垣は本作へ、「今回初めての母親役ということで新たな挑戦にドキドキしていますが、サヤとともに成長できる機会をいただけたことを嬉しく思います。壮大壮絶ではありませんが、愛情溢れたとても可愛らしいストーリーで見終わった後になんだか心があたたかくなる素敵な映画になるように精一杯頑張りたいと思います」と、意気込んでおり、大泉との共演については、「伝えたいことをとても良く汲み取ってくださる方でとても頼りにさせていただいています。合間もお芝居のアイデアも面白くて楽しく撮影しています」と、評している。
大泉も新垣との初共演に「とても落ち着いている大人な女性という印象です。そしてこちらが困るくらいに真っすぐな眼差しを向けてくれる美しい方です」と、好印象な様子を見せ、「この映画は笑える展開の中に一瞬の切なさが入り交じる、素敵な作品です。無理に泣かせようという演出は全くありませんが、気がつけば涙が出てるような映画だと思います。最高の作品にするべく、全力で頑張っていきます」と、メッセージを寄せている。
『TWILIGHT ささらさや』は2014年秋全国公開!
■STORY
突然の事故で夫・ユウタロウを失った妻・サヤと、生まれたばかりの息子。この子は絶対に私が守る!
だけど、身寄りのないサヤが親子2人で生きていくのは苦労の連続。そんな2人を残して逝けない! やがてユウタロウはいろんな人の体を借りてサヤを助けるのだった……。
不思議な町「ささら」で起こるユーモラスな奇蹟がやがて世にも切ない夫婦の愛の物語となる。