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能年玲奈 東村アキコさん原作「海月姫」実写映画を主演!“チューチュー”オタクを告白も

能年玲奈 東村アキコさん原作「海月姫」実写映画を主演!“チューチュー”オタクを告白も
「海月姫」実写映画のメインキャストが発表

 女優・能年玲奈(20)が2014年冬に公開される映画『海月姫』を主演することが17日、発表された。

 漫画家・東村アキコさんが講談社『Kiss』で連載している同名作が原作。13巻まで発売されており、累計発行部数270万部のセールスで、2010年にはノイタミナ枠でアニメ化もされた作品だ。ヲタク女子たちと女装男子による汗と恋とまさかの涙もあるシンデレラストーリーとなる。

 監督は、『ひみつのアッコちゃん』『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の川村泰祐、脚本は『私の優しくない先輩』の大野敏哉、衣装デザインはきゃりーぱみゅぱみゅの衣装を手がける飯嶋久美子が務め、クリエイターらが『海月姫』の世界観を作り上げる。

 クラゲヲタクでイラストレーター目指して上京したものの、自信のなさからおしゃれな人や男性の前ではおどおどしてしまう主人公・倉下月海(くらした・つきみ)を能年が演じ、女装が趣味の美男子の鯉淵蔵之介役は俳優・菅田将暉が演じる。ほかにも、女性恐怖症の蔵之介の腹違いの兄を長谷川博己、天水館に暮らす“尼~ず”には、鉄道ヲタクのばんば役に池脇千鶴、三国志ヲタクのまやや役に太田莉菜、枯れ専のジジ役に篠原ともえ、和物ヲタクの千絵子役にアジアンの馬場園梓が演じることとなる。

 能年は、「どう演じれば見てくださる方に楽しんでいただけるか、今一生懸命考えているところです。私もクラゲを見るのは好きですし、あとウミウシも好きです。そんなところから入っていけたらいいのかな?と思っています。頑張らせていただきます」と、気合を入れることに。

 原作の魅力は、「なんてったって尼~ずが大好きです。尼~ずと楽しくおしゃべりしまくりたいです」というの雲煙。

 ちなみに、自身も“オタク”だそうで、「私が何オタクかといえば…チューチューおたくです。撮影の時も持って行っています。…いきなりよく分かんない言葉かと思いますが…私の実家では、タオルケットの事をチューチューと言っていて、当たり前のようにその名称で使っていました。ある日タオルケットというものの存在を知ってから私の中で、チューチューとタオルケットという似たようなものが混在するようになりました。中学生の時、友達の前で、チューチューがなくて眠れなかった。という話をした時大笑いされて初めて、そんなものは無いんだと知りました。思い出すと未だに恥ずかしいですが、それでも私は!タオルケットではなくてチューチューが手離せません」とも披露している。

 東村さんは「実写化不可能と思っていたこの漫画が、最高のキャストでまさかの映画化!!びっくり&嬉しいです!!」と、大喜びしているが、さらに喜んだのは能年が主演だったことだそうで、「月海が能年さんに決まったと聞いたときは、みんな、〆切を放り出して近所の赤提灯に乾杯しにいきました」と、コメントも寄せている。

 本編撮影は5月からスタートし2014年冬に公開予定となる。

 ■STORY
 クラゲをこよなく愛する月海は、自らを“尼~ず”と称し「男を必要としない人生」を掲げるヲタ女子の集う男子禁制の共同アパート天水館(あまみずかん)で暮らしていた。ある日、月海は、熱帯魚ショップでトラブルに巻き込まれ、おしゃれ女子にピンチを救われる。翌朝、そのおしゃれ女子が、女装をしたれっきとした男の鯉淵蔵之介(くらのすけ)だと判明、驚愕する月海。月海や尼~ずを気に入った蔵之介は男であることを隠し天水館に出入りしはじめ、月海たちとの奇妙な友情関係が始まる。初めてのメイク、初めてのときめき、蔵之介の影響で徐々に変わりはじめる月海の前に、天水館の取り壊しという最大危機が襲うことになるのだが…。

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