
アイドルグループ『AKB48』の公式ライバルグループ『乃木坂46』の能條愛未(19)が12日、東京・シネマート新宿で主演映画『死の実況中継 劇場版』(監督:仁同正明/配給:チャンス・イン)完成披露イベントに登場し、同グループメンバーの中田花奈(19)、伊藤寧々(18)が応援に駆けつけた。
乃木坂46のメンバーが挑戦する『最恐都市伝説』シリーズの第1弾で今後本作を含めて3作連続で上映される。能條は幼少よりミュージカルやローカルアイドルとして活躍し、『ミスセブンティーン2010』や『ミスマガジン2011』でも上位に残るなどしており、テレビドラマ『もっと熱いぞ!猫ヶ谷!!』に出演するなどしている。
制服姿で3人が登場。本日、完成品を劇場で観たという能條は、「なんだか今は不思議な気持ちですね。自分がなんかもうスクリーンの中に1人で映っているのが信じられないです。ただただ、感動しています」と、万感の思いを。

これに、ホラーが苦手という伊藤は、「すごいよかったと思うんです」と、いきなりガチ泣きし出すことに。しかし、この涙は伊藤の姉が“視える”体質にも関係があるようで、「小さいころに家の時計の針がグルグル回ることがあって、私も見ました」と、リアルにホラー体験があるからなのだとか。
話が戻り、本作主演が決まった時の心境について、能條は、「お話を聞いた時は『本当に私ですか!?』という感じで、お芝居の仕事をしたいなと思っていた時に、女優の部分を見せるチャンスだと思って」と、時期的にちょうどいいものだったのだとか。こだわったのは動画を観て怯えるシーンといい、「表情だけで怖さが伝わるかとか研究して、叫ぶシーンとか、エネルギー使いました」と、振り返った。

俳優・南羽翔平(23)演じる思いやりのある大学生はどうかと司会から質問されると、「さりげない思いやりを持っている方はすごい良いというか、素敵なんだなと思います」とうまく返答し、ファンもこれには胸をなでおろす姿も。
しかし、そんな優等生的なやりとりを見ていた中田は、「愛未緊張してるよね」と看破。能條も「すっごい緊張してる」と、バラエティーのときの元気のいいキャラではなく、女優キャラになってると認めることに。すると、イベント最後にはファンからも「違う!」の声が飛び、中田から「いつもの愛未じゃないって」とイジられ、能條もこれには苦笑いを浮かべていた。
ほかにも、3人にイエスかノーで答える問題が3問出題され盛り上がることとなった。
映画『死の実況中継 劇場版』は19日よりシネマート六本木ほか全国順次ロードショー!
※会見全文はコチラ!
■STORY
知らないアドレスから送られてきたURLを開くと赤い服の女が大きなハサミを持って猛ダッシュしている。赤い服の女はリンクを開いた者を殺しにやって来る…大学の映画サークルに入っている中塚歩(能條)。サークルでは、『死の実況中継』をモチーフにしたホラー映画を撮ろうと盛り上がっていた。ホラー映画が苦手で、気乗りしない歩。そんな歩は高校時代にいじめを受けていた。しかし、歩のことを庇い、代わりにいじめのターゲットになった三原依子。歩むと依子はそれ以来、依存しあう関係となっていた。だが歩だけが大学に受かり、依子は受験に失敗する…。大学で新しい友だちができ、依子と疎遠になっていく歩。歩だけが心のよりどころの依子。ある日、依子に巻き込まれ『死の実況中継』のリンクを開いてしまう歩。パソコン画面を走る赤い服の女が歩と依子を追いかけてくる…。











