タレント・関根勤（60）が3月31日生放送された『笑っていいとも！グランドフィナーレ 感謝の超特大号』（フジテレビ系、午後8時～）に出演し、タモリ（68）へ向け、感謝のスピーチを行った。
番組終盤にコーナーとして行われ、ベッキー、『とんねるず』、『バナナマン』、笑福亭鶴瓶らがメッセージを伝えることとなった関根は『いいとも！』出演28年半という長い出演歴を持つ。
■以下全文
関根：森田さん…。あれ、ちょっと上がって間違えてしまいました（笑）
タモリさん28年半、お世話になりまして、長いことお世話になりまして、去年、ありがたく成人式…いや、還暦を迎えまして（笑）。ちょっとあがってるんで。
タモさんとの思い出はたくさんあるんですよね。「いいとも！」スタッフとレギュラー全員で、タモさんの別荘でゴルフの大会をやったことがあるんですけど、ゴルフをやらない人も集まって宴会に参加するっていう感じで、前の日にタモリさんの部屋で宴会をしていたんですよ。タモリさんが白いガウンを着てくつろいでたんですね。そのときに、Hさんというディレクターがちょっとデリカシーがないという方で、女子アナが非常に嫌がったんです。「本当に嫌です」って言ってたら、タモリさんがいつの間にか、横にいて、「ホント嫌よねあの人」って言ってて、最初、本当に違和感があったんですよ。ところが30分やり続けるんですよ。タモリさんが女子アナに見えたんです。あれは見事だと思いました。
あとはタモリさんの家に、タモリさんがごちそうしてくれるということで行きまして、「そこのピーナツでも食べて待ってて」って言って、僕部類のピーナツ好きで、食べ始めたら止まらないんですよ。ずーっと食べてて、僕も自分を止められなかったですよ。それでタモリさんが通ると、「そんなに食べると食事できなくなるよ」って止めてくれたんです。ありがとうございました。
あと、タモリさんは止めないんですよ。僕、妄想しだすと、たいていの人がついてこれなくて、止めるんですよ。でも、タモリさんは止めないんです。『SPEED』が出てきたころに、後説で、「タモリさん、浅田美代子さんがデビューしたときも、ずいぶん早くデビューするなと思ったんですけど、『SPEED』12歳ですよ！」って言ったら、タモリさんは「そうだね」って。「この後も、幼稚園隊とか出てくるんじゃないですか」と言ったら、だいたいそこで止められるはずなんですが、タモリさんは、「そうだな、赤ちゃん隊もあるかもな」って。そしたら、話にどんどん乗ってきて、タモリさんが「妊婦隊もあるぞ。妊婦が出てきて歌うんだ」と。「タモリさん映像どうするんですか」って言ったら、「超音波で子どもを見せるんだよ。アルバムは『遙かなる受精』だ」って言うんですよ。そのときに、一生ついていこうと思いました。
本当にありがとうございました。
