お笑いコンビ『爆笑問題』の田中裕二（49）が3月31日生放送された『笑っていいとも！グランドフィナーレ 感謝の超特大号』（フジテレビ系、午後8時～）に出演し、タモリ（68）へ向け、感謝のスピーチを行った。
番組終盤にコーナーとして行われ、ベッキー、指原莉乃、『バナナマン』、笑福亭鶴瓶らがメッセージを伝えることとなった。
■以下全文
田中：おつかれさまでした。
きょうもいろいろ何を言おうかと思っていたんですけども、最後の最後に奇跡的なすごいこと起こっちゃって、（石橋）貴明さんのせいなんですけどね。もう、本当にあの、予想だにしない、出来事がここで起きて、最高でした。
それがでも、やっぱ「いいとも！」の生放送の一番いいところだなというような気がします。タモリさんのおかげです。ありがとうございます。
僕が14年前に「いいとも！」のレギュラーになって、後説とかで、タモリさんに無理やりやらされるモノマネというのがあったんですけども、タモリさんがね、僕は知らないですけど、モノマネをする相手を見たことがない。だけど、タモリさんが四谷のスーパーで、夜中、たまに見かける、レズのおばさんというのがいるらしいんです。で、俺は見たことないんだけど、タモリさん、まじで14年間で100回以上やらされているんですけども、オンエアゼロだからね！
俺、いま本当はこんなトークすらしちゃいけないのかドキドキしてるんだけど、きょうはいいやと思って。後で、またじっくり見せてあげますから。
本当にタモリさんがそういうなんかこう、僕に対する気を使ってくださったところかなって思ってるんですけども、今回、「いいとも！」が終わるということでいろんなところからインタビューを受けているんですけど、取材受けたりとかして、いろいろ思い返してたんですけども、一番、思い描くイメージって、タモリさんのこう、照れ笑いみたいな、ずーっと恥ずかしがってやってるじゃないですか。それが大好きで、ギネスに乗って、8000回以上やってる司会者が、ずっと「いいとも！」に慣れてないんですよ。照れてきょうも歌を歌って出てきて、恥ずかしそうだし、この人なんで慣れてねぇのかなって。でも、だからこそ長続きしたんだと思います。
慣れてて、こなして、慣れっこになったらつまらないと思うんですよね。タモリさん、本当に「よーちゃちゃちゃ」も客席見れてないじゃないですか。ほとんど、下むいちゃっているというか、そういうところが僕は信用できるというか、本当にこの人は信頼できるなと思って、僕は見てました。こういう大人になりたいと思って見てました。
本当に32年間ありがとうございました。
