お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右（45）が9日、都内スタジオで韓国映画「ミスターGO！」（監督：キム・ヨンファ／配給：ギャガ）のPRイベントに登場。作品内での”応援ガヤ”吹き替えシーンの収録に集まった一般参加による「ミスターGO応援団」に、バラエティ番組でおなじみの”ガヤ芸”の秘訣を伝授した。
万年最下位のプロ野球球団・ベアーズが一世一代の賭けに出て、敏腕スカウトマンが連れて来た大物ルーキーに起死回生を託すも、そのルーキーは実はゴリラ!? 自慢の怪力を活かし、「ミスターGO」として代打の切り札で快進撃を始めるという物語。
ひな壇芸人として活躍するバラエティ番組では「なんといってもスタートダッシュ！はじめの5分がキモ。そこで全力を出す。そしてラスト5分。中身のないキセル芸人と言われている。ガッハッハ」とのっけから相変わらずのハイテンション。そのまま勢いにのって応援団には「他人の芸とかぶらないことが大事。あえてピントをはずしたことを言って、MCを食いつかせるとか。趣味とか自分の得意分野を活かしてみてほしい」と本気モードのレクチャーを展開した。
「年をとってきて、声を出すのがキツくなってきているので、動いてる。ムービング・ガヤ！」と自身の経験談もネタに。お題にちなんで、ゴリラネタの一発芸をせがまれると、「ゴリラ夫人」ネタで例によってその場をスベらし、「これぞ、空気をとめるミスターストップ！」とメガホンを叩き、「メガホン芸人です！」とどこまでもポジティブだった。
この日はメガホンを駆使して、応援団と息ピッタリの”応援ガヤ”を展開した岡田だが、本番のアフレコ収録でも「ウーワァオ！」「ガビョン！」など、どさくさにまぎれて自身のネタをマイクに吹き込んで得意げ。自身が指導した応援団員にも「みなさん満点！」と好評価を与えたが、「最近の素人さんはノリがよくて、これ以上やると、すぐにボクを超えられそう」とニンマリしながら切なさも。
また、作品のエンドロールには応援団員それぞれの名前が記載されるにも関わらず、自身のクレジットが載らないことを、その場で知ってガックリ。時事ネタにかけて、「不服申し立てしたいけど、すぐ却下されるのでやめておくよ」と肩を落としていた。
5月24日公開。
