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『ジャッカス』主演コメディアンが来日イベント!内田裕也 ドッキリで応戦

『ジャッカス』主演コメディアンが来日イベント!内田裕也 ドッキリで応戦
左からジョニー、内田

 映画化第4弾にして、シリーズで初めて本年度アカデミー賞(メイキャップ&ヘアスタイリング部門)にノミネートされた『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』(3月29日公開)主演の米コメディアン、ジョニー・ノックスヴィル(43)が3月24日、都内でロック歌手の内田裕也(74)とともに来日上映イベント『ジャッカス・ナイト』を行った。

 ジョニーは登場すると、「日本が大好きです。私は日本に来られて嬉しいです」と、日本語で挨拶。着ていた東京ヤクルトスワローズの衣装をMCに触れられると、「ジャッカス3D撮影前に、どうしてもこれが欲しくて、MTVのスタッフに頼んだんだ。ジャイアンツファンがたくさんいるのは知っているよ。ごめんね」と、なぜか観客の多くが巨人ファンだと決めつけ、ジョークを飛ばした。

今回の撮影は、「ケガはつきもので、肘にヒビが入ったり、指のけんを痛めて2回手術したけど、まったく大丈夫だよ。痛みは最小限で大丈夫だったんだけど、柱を避けながら撮影したのは大変だったんだよ。避けないとここにはいれなかったね」と、相当体を張っているようだ。

 沖縄国際映画祭では、日本の芸人と触れ合ったそうで、日本とアメリカの笑いの違いについては、「本質的にはまったく一緒だよね。体を張った笑いが一番ウケるよ」としていた。

 イベント途中、スペシャルゲストとして内田が登壇。内田は「どうも、みなさんこんばんは。Mr.ジョニー・ノックスヴィル! ウェルカム・ジャパン」とジョニーに対し偽者の手を差し出し、握手するふりをして寸前で手首を落とした。

 内田から手荒い(?)歓迎を受けたジョニーは、「実はきょう会う前から内田裕也さんのことは知っていたので会えて光栄だよ。ぜひ『ジャッカス』に出てほしいよ」とラブコール。これに内田は、「ブラッド・ピットも『ジャッカス』に出たんだよね。大物はこういうユーモアを理解できないとダメだよね。日本人はそういうところ真面目だからダメだよね」と、まんざらでもなさそう。

 だが、内田は「あんまりドッキリはね、得意じゃないんだ。昔仕掛けられて、スタッフに出を出しちゃってね。オンエアされなかったしね」と、ドッキリへの嫌悪感を告白。ジョニーは「美人コンテストの部分やストリップバーのシーンとかに出演してほしいな」と提案したが、内田は「ロックンローラーは真面目だからね。さっきまで実は機嫌悪くてね。この映画もやりすぎだろと最初はむっとしていたんだけど」と、お構いなしに語り続ける。

 だが、「ブラックユーモアがたくさんあって、どんどん内容に引き込まれていってさ。ここまでブラックユーモアをやってるんだったら、俺もきょうのイベントには佐村河内(守)の格好で出させろと言ったんだけどさ」と、同作の魅力を明かすとともにジョークも飛び出し、「これはニューヨークの55丁目で買ったスカーフで勘弁してほしいんだけど、映画関係者がこれをやれっていうからやるよ」と、袖から花を出すドッキリを仕掛けた。
『ジャッカス』主演コメディアンが来日イベント!内田裕也 ドッキリで応戦

 最後に、内田は「『ジャッカス』が成功するように。僕も『ジョニー・ビー・グッド』を歌っているし、早くジョニーもアカデミー賞獲ってほしいよね。ロックンロール!」と、ジョニーにエールを。

 その後の囲みでも、「佐村河内の格好して出てやろうと楽屋でも直前まで話してたんだけどさ。ベートーヴェンこそ、この映画に出てほしいよね。彼にガツンと言えるのは俺かビートたけしくらいなんだからさ」と、内田節は止まらなかった。

『ジャッカス』主演コメディアンが来日イベント!内田裕也 ドッキリで応戦
内田のドッキリにジョニーも苦笑い
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