『V6』の三宅健（34）、宮地真緒（29）、岡田あがさ（27）、村岡希美（43）、村川絵梨（26）が25日、東京・グローブ座で舞台『SOME GIRL（s）』（演出：古川貴義）公開リハーサルが25日、東京・グローブ座で開かれた。
22歳の看護婦との結婚を目前に控えた講師でフィクション作家のプレイボーイの男（三宅）が、過去に恋愛をした4人の女性に会いに行くというもの。高校時代の純情だった恋人・サムを宮地、自由奔放な大学院時代の恋人・タイラーを岡田、大学院講師時代に不倫関係にあったリンゼイを村岡、大学生時代の特別な存在だった恋人・ボビーを村川が演じる。
舞台はホテルの一室で展開。4人ともに密会し、かつての交際が輝いていた思い出とともに、恋人関係だっただけに、激しいキスシーンや大人の男女の睦言も。しかし、なぜ男が別れを告げたのかに話が及ぶと、修羅場となり激昂した女性が怒鳴る展開も見せ、さまざまな感情が交錯するさまがかいま見える。
公開げいこを終え2年ぶりの舞台ということに三宅は、「自分以外が女性というので緊張します。気持ちはレディーファーストを心がけています」と、4人の女性キャストのパワーに気圧されているそう。
劇中では宮地の役からビンタをされるシーンもあるが、宮地は「全力でビンタさせていただいてます」と、思い切りよくやってるのだとか。そこで報道陣がなぜか三宅に「嬉しい？」と尋ねると、「嬉しくないです！」と即答しつつ、「でもそれは受け止めて」と、笑うことも。
三宅のパンツ一丁の肉体美を拝めるというシーンもあるが、この舞台へ向けてむしろ鍛えていないそうで、「設定のためにあんまりムキムキしすぎてもダメなので」と、落としているという。その場面での相手役である村岡は、「三宅さんの胸をガッツリ借りてます。かぶりつきで申し訳ない」と、ニヤリと笑みを見せることも。
4人のなかで誰が好みかという質問もされたが三宅は、「みなさんすごく個性があるので、真面目です。みなさん素敵なので。心して行きたい」と、言葉を選びながらかわすことも。それでも、三宅は4人のファッションチェックをしっかりしているそうで、村川は、「結構薄着だったことに辛口でした。けいこに行くとなんか言われるんじゃないかときにしていました」と話したり、宮地も「きょうの洋服は寒そうと言われました」と証言。岡田も「三宅さんがジャージで来たの見たことないです」と、明かされると、苦笑いする様子も見せていた。
プレイボーイという設定だが、「モテる？」とリアルの三宅自身のことを問われると「そんなことないです」とまずは否定。続けて「自分のこととは思わない？」と、聞かれると、「思い出すと言えば思い出します。それが芝居に生かされていくということがありますから」と話す。しかし、モテない発言を繰り返す男性記者が「はぁ～！？お願いしますよ～！？」と言い出し、三宅は「モテてないとアイドルの仕事成立しないんで。可愛く生まれてすいませんでした」と、渋々ながらという感じで認めていた。
舞台『SOME GIRL（s）』は25日から11月10日まで同所で、大阪公演は11月14～17日までシアター・ドラマシティにて上演！
