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「いいとも!」最終回でWギネス!タモリ 32年来の撮影スタッフに声掛け

 バラエティ番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系、正午~)最終回が31日、生放送された。

 冒頭では白い牧師衣装で登場すると、カタコトの日本語で、「ドウモアリガトウゴザイマス。『イイトモ!』最終回。今日、朝カラ私、スゴイ涙ガ出マシテ。…違ウ違ウ、花粉ガ多イナト。玄関ノ方ニモ近所ノ方タチガイッパイ来マシテ、『さよなら!さよなら! ありがとう!』。…引退スルブルートレインハコンナ気持チカナト思ッテオリマシタ」と、軽く流し笑い、「一番思い出深かったのは青汁です」と、さらに笑いを誘いつつ、「『いいとも!』最終回行ってもいいかな!」と観客に振ってからスタート。

 一度後ろに戻ると、いいとも青年隊の『noon boyz』とともに再度現れ、番組テーマソングの『ウキウキWatching』を久々にフル歌唱。メンバーとともに初出演の回の写真が公開。32年前の写真が公開されたタモリは「だから嫌なんだよ~」と、恥ずかしげだった。

 人気企画コーナー『テレフォンショッキング』ではラストに紋付袴姿のビートたけし(67)が登場。毒舌の「表彰状」を読み上げ、何度も場内もタモリも爆笑。青山葬儀所の割引券、紙おむつ、都バス無料券、多摩霊園永代供養権をプレゼントするというシャレの効いたものとなった。2人のトークでは、たけしにも、『いいとも!』の司会の声をかけられていたそうで、これにはタモリも「知らなかった」とビックリする一幕も。2人でテレビ業界の黄金期の歴史を話しだし、タモリは「あのころのディレクターは偉そうだった」「行ったら、その場で漫才やれと言われた」と、実感を持って話し、2人そろって毒づきつつ、たけしは「俺はタモさんだけダメになればいいと思ってた。俺だけでも生き残ろうと思ってた。2人そろって生き残っちゃった」と、笑いあった。

 今後についてたけしが「ペース変わらないの?」と、尋ねると、タモリは「俺もそっちの方が心配で。俺、休みの日は朝からビール飲むんですよ。きょうはいいんだと思うと、歯を磨く前に飲んじゃう。そうすると、毎日ビール飲んじゃう。だいたい7月くらいに死ぬんじゃないか」と、冗談交じりに話し、青山葬儀所の割引券、多摩霊園永代供養権をかかげて、「これありがとうございました」と、ブラックジョークを炸裂させていた。

 2人のトークも終盤。たけしが「明日のトークがあるから電話。明日どんな番組になってるかわからないけど呼んじゃおう」と、番号を生野陽子アナに手渡すと、そのお相手はなんと明石屋さんま。「佐村河内ですが」というと、「どうも新垣です」と、応酬し場内に笑いがあふれる。タモリが「あした朝、8時くらい大丈夫?」と聞くと、さんまは「いいとも!」とノリで返答していた。

 番組終盤では、8054回となる放送により『生放送バラエティ番組単独司会最多記録』でギネスに認定されることが発表。ギネス認定員から表彰を受け、笑顔で認定証を掲げる。番組としても『生放送バラエティ番組放送回数最多記録』として、合わせてWギネス認定されることに。ここで1回目の放送から関わっている32年来のスタッフらが登場。タモリは、カメラ撮影をしているため登壇できないスタッフへも声をかけると、撮影スタッフは目を潤ませる一幕も。

 最後に、タモリは「それじゃあまた、明日も見てくれるかな?」と笑いながらいつものセリフを言い出し、共演者をビックリさせつつ、8054回目となる放送に終止符を打った。

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