俳優の濱田岳(25)が17日、東京・新宿バルト9で行われた映画『偉大なる、しゅららぼん』(監督:水落豊/配給:東映、アスミック・エース)の大ヒット記念イベント『しゅららぼん感謝祭』にアイドルグループ『私立恵比寿中学』の柏木ひなた(14)、水落監督とともに出席した。
主演の濱田は、「公開してからこんなにもたくさんの方に集まっていただけるのは素直に嬉しいです。僕らは楽しんで自信を持って作った作品なので、『良い作品だった』と褒めていただけるのが一番嬉しいので、たくさんの方にこの作品の魅力が伝わっていけばいいかなと思います」と挨拶。
濱田の祖母も同作を観たとのことで、「『凄く良かった！ 何の話かわからなかったけど』と…(笑)。ただ、ひたすら褒めてくれました」と、微妙な褒め方をされたよう。撮影現場については、「渡辺大さんがどうにかひなたちゃんと距離を縮めようと気を引こうとしてるんですけど、ひなたちゃんが頭のキレ全開でですね、大さんが不憫で不憫で…(笑)。おじさんの頑張りが凄い涙苦しいというか…大さんよりひなたちゃんの方が大人だと思いましたね(笑)」と、とっておきのエピソードを明かした。
これを受け、柏木は「中学3年生になりたてで、渡辺さんに凄く子どもに見られていて、孫というか自分の子どものように接してくださって…どうしたらいいかわかりませんでした(笑)。私はそんなに小さい子どもでもないから…(笑)。『俺こういうのやっているんだけど、知ってる？』みたいな感じで凄い上から目線でしたね…(笑)」とこぼし、観客も爆笑！
また、壇上で濱田に中学卒業をお祝いしてもらい、「(高校に)合格してお花をいただけるのは凄く嬉しいですね。合格してよかった～！ 中学では地味に生活していたので、高校では派手に生活していこうと思います(笑)」と、大胆な発言も飛び出した。
その他、イベントではしゅらら“ジャンケン”ぼん大会も実施され、優勝者には濱田、柏木の名前入りサインパネルが贈呈されるなど大盛況。『偉大なる、しゅららぼん』は、大ヒット上映中。
【ストーリー】
琵琶湖畔の街、代々不思議な力を伝承してきた一族・日出(ひので)家の本家に、力の修業のため分家の涼介がやってきた。生きる伝説と呼ばれる本家跡取りの淡十郎(濱田)は涼介に、自分と揃いのオートクチュールの赤い制服を着せ振り回し、いつしか、「殿」と「供」の関係に…。ある日、淡十郎の失恋をきっかけに、不思議な力を伝承するもう一つの一族であり、1300年にわたり日出とライバル関係にある同級生の棗(なつめ)一家と、ぶつかりあう。この小さな失恋の腹いせがきっかけとなり、世界を滅ぼす大事件が勃発する…。
