タレントのスザンヌ（27）が18日、都内で映画『ウォルト・ディズニーの約束』（監督：ジョン・リー・ハンコック／配給：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン）特別試写会イベントにガレッジセールのゴリ（41）と出席した。
同作は、アカデミー賞5部門を受賞した不朽の名作映画『メリー・ポピンズ』誕生にまつわる知られざる物語を描く。ミッキー・マウスの生みの親として有名なウォルト・ディズニーをトム・ハンクスが演じ、秘められた親子の愛情を描く感動のドラマとなっている。
夫の元プロ野球選手の斉藤和巳（36）との間に今年1月に第一子となる男児を出産したスザンヌ。都内では出産後初の公の場に『メリー・ポピンズ』をイメージした衣装で登場。作品のテーマとなる約束について、「私の場合は母との約束。女手ひとつで育ててくれて『笑顔とあいさつをどんなコンディションの時も、目を見てしなさい』と言われた。今でもたまに会うと言ってもらえるので、それが一番覚えていること」と感慨深く語り「息子が生まれたので、それを息子にも受け継いでいきたい」と誓った。
ゴリは笑福亭鶴瓶の“男前”エピソードを披露。年末の慌ただしい時期に生放送を控える鶴瓶が、何気なく電話をしてきたゴリ夫婦のために店を探してくれたことを明かし「そのお店に行くと鶴瓶師匠が来て、結婚記念日の祝儀をくれた。さらに食べた後お会計しようとすると『お会計は師匠が払ってくれました』と。男前すぎます！」と絶賛した。
同作についてゴリは「ほんとうに泣いた。最初は油断してたんですよ。あまりにも素敵すぎてワンワン泣いて、目からも鼻からも顔面が華厳の滝のように。家族っていいな、親子って人生の糧になれるんだな」と感激した面持ち。スザンヌも「たくさん思いが伝わってきて、母になって息子を思う気持ち、娘として家族を思う気持ちがわかって、ありがたいなと再確認できた映画でした」と語った。
スザンヌは「出産後東京ではじめてのお仕事でドキドキ。自分がどんな感じの人だったのかなと」と照れ笑い。そんなスザンヌにゴリは「出産すると女性って変わりますよね。より柔らかさが出たというか。優しいおばかというか、包みこんでくれるような落ち着きがある」と評した。
ステージではミッキーマウスと共演も果たした。スザンヌは「今日のお仕事は大きくなった息子に見せたい。衣装もこのまま買取りして見せたい」とほほ笑んだ。報道陣から「どんな子供になって欲しいですか？」と聞かれると「夢を諦めないで、努力を怠らない子供になって欲しいなと思います。夢ができたら全力で応援したいと思います」と語った。
「野球選手か芸人だったら？」と質問されると「芸人さんを横にしても言いづらいですし…」と苦笑しながら「自然となりたいという方向を選んで欲しい。職人さんになって欲しい」と胸を弾ませていた。一方、ゴリは「できるだけ旦那さんを雑な扱いにならないようにして欲しい」とリクエストし報道陣の笑いを誘った。
『ウォルト・ディズニーの約束』3月21日TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。
