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獅童、亡き母との約束明かす「ひとつの遺言でもありますね」

獅童、亡き母との約束明かす「ひとつの遺言でもありますね」
スパイダーマンの敵役を熱演する獅童

 歌舞伎俳優の中村獅童(41)が17日、都内で映画『アメイジング・スパイダーマン2』(監督:マーク・ウェブ/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)のアフレコ収録イベントを行った。

 『スパイダーマン』『スパイダーマン2』『スパイダーマン3』『アメイジング・スパイダーマン』と世界的なヒットを記録している同シリーズ最新作がいよいよ公開。NYのヒーローとして市民から受け入れられたスパイダーマン。しかし、高圧電流で全て破壊するエレクトロ、高速ライダーですべてを切り裂くグリーン・ゴブリン、サイ型アーマーですべてを粉砕するライノの3人がスパイダーマンに襲いかかる! http://www.amazing-spiderman.jp/

獅童、亡き母との約束明かす「ひとつの遺言でもありますね」
『アメイジング・スパイダーマン2』アフレコ収録イベント

 これまでもスパイダーマン関連にイベントに出演するなど自他ともに認めるスパイダーマンファンの獅童。初めて務めるハリウッド大作の吹き替えが最強の敵・エレクトロということで「子供のころから大好きなスパイダーマンの声優をやらせていただけるなんて夢のようです」嬉しそうに語った。

 スパイダーマンの全身タイツ姿をたしなむという獅童は「(全身タイツは)いまだに着ますよ。誕生日とか特別な日とか。家に友達が集まった時とか」とにっこり。昨年12月に母・小川陽子さんを心不全で亡くすという悲しい出来事があったが、「うちのおふくろもスパイダーマン大好きだったんですよ。でも、全身タイツで外を散歩行った時だけは『やめてくれ』と。ひとつの遺言でもありますね。最近はやってないですけど」と懐かしそうにほほ笑んだ。

 アフレコについては「けっこう大変で14時間ぐらいかかるんじゃないかな」とコメント。一足先に本編を鑑賞。「すごく面白い。(演じる)マックスは冴えない男なんですけど、最終的に凶暴になっていく。スパイダーマンに会って、彼のことが大好きになって一番のファンになってしまう」と解説し、ヒーローと戦わなくてはならない役どころに「心苦しいですけど、心を鬼にして思いっきり戦いたいと思います」と意気込みを語った。

 スパイダーマンに絡めて「キャッチしたいものは?」と聞かれると、苦笑しながら「ないです」。「再婚は?」と問われると「がんばります」と語った。また、母の納骨の時期については「一周忌までは家にいてもらおうと思っていたけど、お墓もうちの親父ひとりなので、親父も寂しがっているんじゃないかな。百カ日までには納骨をする予定です」と打ち明けた。

 映画『アメイジング・スパイダーマン2』は4月25日よりTOHOシネマズ日劇他3D&2D全国ロードショー。

獅童、亡き母との約束明かす「ひとつの遺言でもありますね」
中村獅童
獅童、亡き母との約束明かす「ひとつの遺言でもありますね」
『アメイジング・スパイダーマン2』アフレコ収録イベント
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