美脚8人組ユニット『モデルガールズ』が1日、都内で行われた出演ドラマ『殺しの女王蜂』(テレビ東京)のDVDボックス発売記念イベントに、お笑い芸人・渡辺直美(26)、お笑いコンビ『キングオブコメディ』今野浩喜(35)とともに登壇した。
同ドラマは、テレビ東京の「ドラマ24」枠で、昨年2013年10月より12月まで全12話にわたって放送された。モデルガールズ扮するセクシーで脚長な殺し屋集団『アシナガ』が無法地帯にはびこる悪を討つアクションと美脚満載のドラマとなっている。
太ももから下の脚の絵が描いてあるボックスの上に乗った渡辺は、「みなさんと同じスタイルでありがとうございます。こんな半年で身長が伸びるんだという喜びもあります」と、笑わせる。
Wリーダーのひとり中村さくら(32)は、鞭が武器の殺し屋・スパンキー役。
藤本恵理子(32)はシスター役。
苫米地玲奈(27)はメガネ役。
尾花貴絵(21)は流れ者のピストル役。
春輝(23)はスパンキーの妹・ポイズン役。
Wリーダーのひとり簑島宏美(27)は、殺し屋『アシナガノ』のリーダー・ピータン役。 滝元吏紗(25)は、バットを持っている女子高生のJK役。
河合ひかる(23)は殺し屋『アシナガ』のセクシー担当・エンジェル役。
渡辺直美は、キャバレーで踊り子として働くトンソク役。
モデルガールズ扮する殺し屋集団『アシナガ』が集うキャバレーの経営者で、殺しの依頼を受けるタンソク役の今野は、「足は短いより長い方がいいですよ」というと、モデルガールズたちの美脚を見て、「毛の手入れはみなさんどうしてるんですか?」と、いきなりの直球。それに渡辺も、「剃ってんの?抜いてんの?」と、加わる。苫米地は、「生えてこないです」と、まさかの返し。これに渡辺は、「はえてこない!なんだこいつら(笑)。私は剃ってます。月一ぐらいのペースで。毛深いタイプで、脇もボーボーで」と、笑わせる。
また、レギュラー陣では、男性は今野だけということで、「楽屋が女子校なんですよ。居場所がなく、友だちがipodしかいなくなった」と、笑わせる。もっと切実だったのがトイレの問題。「トイレが共同なんですよ。便座をあげる可能性があるのは俺しかいないわけですよ。だから、便座を上げずにずっと、座って用を足してました。たまに男性の演者さんが来るんですよ。(便座上げたままなので、それを)俺と思われるのが嫌で、拭いて(便座を)閉じてました」と、人知れず、ものすごく気を使っていたことを告白。
すると、モデルガールズのメンバーたちは、「エーっ」と、感動と驚嘆の入り混じった声。中村は、「全然そういうの知らなくて、なんでしゃべってくださらないんだろうと、思っていた」と、初めて明かされた事実に驚いていた。これに今野は、「照れるよ。恥ずかしいだけなんですよ」と、女性が集団でいるときの男性の心細さを明かす。
続いてイベントでは「殺し文句&殺しポーズコンテスト」と題した企画が行われ、モデルガールズのメンバーが1人ずつ自慢の殺し文句とセクシーポーズでファンを悩殺する。審査員は今野が務める。
中村は、「フリースタイルでいいんですよね」というと、舞台の縁の部分に腰かけ、そのときにパンチラするサービス付きで、「うちに2日煮込んだ牛筋大根あるんだけど、食べにけぇへん」と、普段とのギャップで攻める。
藤本は、「私と付き合うと出世するわよ」と、セクシーポーズと共にあげまん発言。これに今野は、「出世したいですね」と、ノリ気。藤本は、「私と付き合うと、どんどん昇進したり出世していくんですよ。(男性を)育てる自信ありますね」と、過去の恋愛経験を基にした角度の高い情報を。
苫米地は、バレンタインでチョコ挙げる設定で、「んっ、んっ」と、つっけんどんにチョコを差し出すと、「みんなには内緒だよ(ハートマーク)」と、ツンデレっぽい雰囲気で照れる。
河合は、「ペタ、ペタ」と、擬音交じりに何かを塗っている仕草をした後、「私色に染めてもいいですか」と、甘え口調。「好きだから、私色に染めたいですし染まりたい」と、可愛らしいお吐露心をひろう。河合は太っている人が好きだそうで、「私色に染める面積が大きい人がいい」と、無邪気に言う。
春輝は、別れ際の設定で、「最後にバイバイするまえに、抱き付いていいー」と、超甘える。今野は、「緊張しているのがいいです」と、高評価。春輝は、「変化球投げれないんで、直球でバーンといくしかない。好きな人が出来た時には自然と言いたくなる。バイバイするときが嫌なんですよ。横にいるともっと近い距離にいたいなぁと思っちゃう。ギューッとしたいなぁと。その言葉を言えずに普通に帰ると、家ですごい後悔する」と、可愛らしい乙女心を。
簑島は、「2日間かけて考えたの。勝てる自信しかないです」と、勝利宣言。ホワイトデイにお返し何が欲しいと聞かれた設定で、「お返しくれるの?そうだなぁ。もっと甘いのほしいなぁ」というと、舞台でしゃがみ、「こ・こ・に」と、唇を指す。今野は、「なんか鼻についた。稽古が見えた」と、低評価。
滝元は、みんなで飲み会に行った帰り道で、「今日、飲み会楽しかったね。このあとうちでゲームしない?2人きりで」と、ゲーマーならではの誘い文句。
尾花は、「お願いします」と、謙虚に言うと、「ねぇ、今度2人で・・・なんでもない」と、もったいぶる小悪魔ぶりに、メンバーから、「うわ~どこで覚えたの?」「小悪魔~」と、大人気。今野は、「計算でやっているとわかるとちょっとヤダ」と、男心の微妙な機微が引っかかった様子。
そして、最後になぜか渡辺も参加。「誰も興味ないかもしれないですけど」というと、胸元で手を交差させると、身体をよじらせながら、「一緒にお風呂入る?」と、大胆なセリフを言い放ち、会場の笑いを誘った。渡辺は、「ホテルの部屋で服も全部脱いで、胸だけ隠して、一緒にお風呂入る?そこから始める?と、一線を超す手前の物語を演じました」と、大人の感じを出したそうだ。
女性たちの艶技を見終えた今野は、「よく頑張ったと思いますよ」と、上から言うと、手のひらサイズの小さいシルバーのクラウンを持ち、女子たちの前を何往復も行ったり来たりジラしている。渡辺が、「すっごい偉そう。ムカつく」というと、中村は、「ドキドキする」と、心情を。今野は、「もうアピールないかぁ」と、また上から。
すると、尾花が、「じゃ、私と!今野さんにやりたくて」と、もったいぶる。渡辺もさっき尾花が言った、「ねぇ、今度2人で・・・なんでもない」を踏まえて、「オプションですよ」と煽る。
尾花は、今野に対して、「ここに立って、左足を出して、しっかり踏ん張っていてください」と、指示を出す。今野は、「マイク持ってていいの?しっかりしていてください?なんなんだ?」と、わけわからず怖がる。
今野と正対し、肩を掴んだ尾花は、そのまま背面から片足を跳ね上げて、相手の頭をキックする「スコーピオンキック」を豪快に決めるも、ヒットしなかった。再挑戦したが、何かしっくりいかず、「2人の相性よくなかったですね」と、苦笑い。
そんな中、渡辺は、「こっちからのアングルすごかったですよ。股間丸見えですごかった」と、蹴りそのものではなく、別なところに興奮したようだ。
今野は、「その記憶回してくれ」と、悪乗り。優勝者は当然、「そういう流れだった」と、今野がいうように尾花で決定した。
同ドラマのDVDボックス5枚組(4枚+特典ディスク)は、1520円(税別)で東宝より絶賛発売中。